ラノーンの町中から、数キロ離れた山沿いにある温泉です。
お寺の前に井戸が見えますが、そこからはただの水ではなく、温泉が湧いていました。
ラノーン温泉は、足湯がメインです。
日本のように素っ裸になり、他人といっしょに温泉に浸かるのは、世界の常識からはかけ離れています。
このラノーンの温泉地は、ちょっとした観光スポットになっていました。
ご覧のような、なぜかピンクの貸し自転車があり、その後ろにはお土産屋さんが見えます。
写真の車は、ラノーンで一番高級なホテルに、温泉を汲んで運搬していました。
ラノーンには、スパを売りにしたリゾートホテルが、けっこうありました。
温泉の近くには、休憩所もありました。
毛布代わりのビニールシートにくるまり、のんびりとくつろいでいた湯治客の方々です。
温泉のすぐ横を流れる川にかかるつり橋です。
わざと揺すってみましたが、頑丈な造りの橋でした。
こちらは、つり橋の上から見た川です。
温泉が流れ込んでいますから、水温は高めでしょう。
さて、足湯のほうです。
土曜日で休日だったせいか、ご覧のような盛況でした。
温泉が、湧き出ているところです。
このままでは熱すぎて、50度以上はあったと思います。
基本は足湯なのですが、浸かってざぶざぶやっている方々もいました。
まあこれが、本来の温泉の楽しみ方かもしれません。
せっかくでしたから、私も足湯に浸かってみました。
おっさんの毛脛で申し訳ないですが、なかなか気持ちいいものでした。
最後に、足湯のそばで、のびのびとくつろいでいたネコです。
ネコが温泉に浸かることはないでしょうが、居心地がいいところなのでしょう。