表現者が変わるという事①
「ロングテール」 詳しくは「WEB進化論」をみてほしいのだが、私が衝撃を受けた要点は、「全ての人に表現する機会ができた事」だ。
ホームページを世の中の人が作り始めた頃、そう、もう10年以上も前からこれは言われていた。
だから、当時インターネットは世の中を変える みたいな話が多かった。
ただ、実際には当時それを実感できるような事は少なかった。少なくとも私のような一般人レベルでは。
実際にホームページを作ろうとすると少し技術がいる。
やった事がある人からみたら、実は大した事がない事だった。小学生が勉強したらできる程度の。
ただ、実際、アメリカの小学生程度も英語ができる人が少ないのと同様、努力しないとできない事に取り組む人は全体からの割合からいうと少数だった。
そして、その努力に対してどれくらいの人が見てくれているのか?という問題。
インターネットを毎日のように見る人の割合の低さ。インターネットのコンテンツが魅力的でないため、また自分の興味のあるコンテンツを探す難しさから、見てくれる人の割合の低さは解決されてこなかった。
やっぱり一部の人にしか関わりのない事だった。しかも、世間からは理系インテリやおたく系の、近づきにくい世界だった。ところが、どんどんパソコン/ネットの速度が向上し、検索技術が向上し、ブログなどのほんとに誰でも簡単な発信メディアが出てきて状況は変わる。
実質パソコンのネット接続の仕方も知らない普通の人同士が、普通にやりとりできるようになってきた。みんなが共通でつかえるなら、高校全体で一人存在する程度の身近なカリスマレベルのおもしろい人が情報を発信する場になる。
本にも書かれていたが、1000人に1人そういう人がいれば、日本で10万人以上発信する人がでてくるのだ。今までは事実上、出版、ラジオ、テレビ関係者のような人でもないと世の中に広く意見を発信できなかったのだ。ごく一部の人の権力として使われていたのだ。平安時代の貴族や江戸時代の武士のような一部の人に
え、でもそんな身近なカリスマを見つけれてないし、ブログ世界で影響力がある人もいない?
結局何も変わっていない?
そう。まだ変わっていない。それは事実。
ただ、きっと劇的な変化は起こる。
そう遠くない未来。
でも、気になるブログ書きを1人でも見つけれたあなた、その数十人程度のつながりでも、同じ時期に点と点が結びつき始めたら、全体は一気につながります。そして、それはつながりあって、影響力は一気に大きくなるでしょう。どうですか?わくわくしてきませんか?
じゃあ、どう変わるかなあ~ と私が思ってる事を思いつきで次から書きますね。
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