父が亡くなった時の事を思い出しました。
父が亡くなってしばらくは
ああすれば良かった
こうすれば良かった
あの病院で、あの治療法をしてみれば良かったとか
あの時にあんな事言わなければ良かったな
って後悔ばかりだったんですよ。
肺腺ガンだったのですが、イレッサを試してたら良かったんじゃないか
とかね、色々。。。
でも一番は、本人が身体が動けるうちに好きな事をやっておいたら良かったのになー
って事。
大体の人がガンって告知されただけで、相当弱るんですよね💦
ていうか、「ガン」って響きもほんと強くて人を奈落の底に突き落とす力があると思いません??
父の場合はステージ3だったのですが、告知されてからみるみる身体も気力も弱りました。
告知される1週間前まで自転車乗ってたくせに

本人の選択により治療もしましたが、望む様な効果が出なかったのですよね
発見された時点でステージ3だったのですから、特に肺腺がんだと治療が難しいのです。
父の死後、一年位は思い出して悔やんでたのですが
病状が悪化すると歩く事も困難になり、数歩歩いて休んで、という感じにまでなっても入退院を繰り返していたのですが、その度に尋常じゃない位の荷物を持って行くんですよね。
今考えると、病状により不安で精神不安定だったのだと思います。
その荷物は全部私と母が持たされてましたが、こんな事がずっと続いたら身体が保たないと思い、
それまでなるべく病院には顔を出す様にしてました。
話して笑わせたりしたら、少しでも免疫力が上がってがんが小さくなればなぁと思ったのです。
しかしその頃は仕事もやってましたし、疲れてしばらく病院通いを休んでいたら
「来ないの?」と父から電話がかかってきました。
多分本人は必死な思いで電話をかけてきたと思うんですよ。
肺腺がんで苦しくて歩くのもままならないので。
でも、その時に少しキツい口調で「疲れるのでそんな頻繁には病院には行けない」と言ってしまったのですよね。
その時のハアハア言いながらかすれた声で、「そうか、ゆっくり休んで」言った時の声は今でも思い出します。。。
外面ばかりは良くて、家族に対しては素直に愛を表現できない父でしたが、病気になった事で家族愛の大切さに気付いていった様に思います。
私も父の死後、後悔無い人生を送りたいと思いすぐに仕事を辞めて留学に行ったのです。
人の死を間近に見て、自分の人生や生きる事についてかなり気付きがありました。
その人生で何を選択するか
どんな生き方をするかは人それぞれです。
でも、毎日不平不満を言ってる様な人生なら行動して変えた方がいいです。
時間が勿体無い
生きてる時間は限られてるのに

誰かを憎み批判し、怒りに燃えてても人生
笑い愛を感じながら生きるのも人生
同じ人生の時間です。
自分とって何が一番大切か
情報に流されず、見つめてみる事も大切ですよね。
もうすぐです。
今の所は少人数ですが、
ギリギリでもご縁のある方の参加を楽しみにしております

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