25・9・19 Fri

N尾さんと塚駐車場で合流してスタート(7:43)。シタ谷沿いの林道を進んでいったらヒン谷出合を間違えてそのまシタ谷を進んでしまい40分程をロス。僕のそんな先入観や固定観念から生まれるルートミスが今回を含めて最近多くなった事を痛感。
気を取り直してヒン谷沿いの林道を辿って中ノ又出合へ(9:02)。最初は穏やかな感じの沢歩きがしばらく続いた。


標高650mの二股を右に入ると短いゴルジュとなった。その出口に懸かるCs滝でゴルジュは終わるが程なく斜瀑の15m滝が出てきた。以後は次々と現れる滝を越えて高度を稼いでゆく。最初は飽きない遡行内容になってきて面白いなと思っていたけど、途中から疲れが出てきて滝が現れると面倒に感じるようになった。



標高700mを越えた辺りでチラリと望めていた大滝を越えた様に感じたので核心部は終了と思ったら、もう一つ見事な大滝が現れた。これが青葉滝なのだろう。右側から小さく巻いて落ち口へと抜けると大きな岩壁の門みたいな景色が広がっていた。


以降、地図上では標高1000m以降は等高線が緩むので暢気に構えて進んでゆく。そろそろ疲れてきた事もあるし。


暢気に構えて歩いていたら予想に反して小滝が連続して出てきました。二段滝の上部は滑りそうなので右側から捲き上がりましたが、見た目よりも登り難くて気を遣わされました。この分では青葉滝以降も暢気には歩かせて貰えないようです。


色々あったけど漸く何もない平流になって気分よく歩いていたら今度は倒木で沢筋を塞がれ乗り越えたり潜ったりで進み難くなってきてゲンナリ。体力は勿論ですが此処にきて気分的な方で疲れが溜まってきた。
本流を詰めてガレ場を越えたら本格的な藪漕ぎ10分程で尾根上に通う旧道に飛び出して遡行は終了(14:18)。此処からすぐにでも下山したいくらい心身ともに疲れていますが100m程先にある冠ケ峠のピークを目指す事にします。後で元気が出てきた頃になって後悔しないように。

疲れている体に鞭を打って漸く辿り着いた冠ケ峠(14:26)でしたが、灌木の藪以外に標識も何も見当たらない山頂でした。福井県側は当時の往来を想像し難い藪で塞がっている景色でした。なので早々に引き返して下山します。

幸いなことに冠ケ峠から岐阜県側の古道を辿るのはやや難儀する箇所が僅かに在るものの概ね良好な状態のよう。また標高900m辺り(15:20)まで下ってくるとスッキリとしたブナ林に変わり、気持ちの良い尾根歩きが標高700m辺りまで続きました。
田代と塚を繋いでいた冠ケ峠の山径は元禄の頃には既に通っていたらしく大正以降は桧尾峠が主要となり廃れてしまったのだそう。
次第にブナ林は消えて雑木林になり尾根を急下降してヒン谷の林道へ。後は林道を辿ってシタ谷出合を越えて駐車場(16:41)へ戻りました。
今回はN尾さんのお誘いのおかげで久しぶりに奥美濃の山を登ることができました。頑固な年寄りとなり果てた僕にとって、そういう人が僅かでも居てくれることは有難いことのように思うこの頃です。
