こんにちは。

福岡で茶道教室をしております

福田宗昕と申します。

 

この夏の暑さはたまらないですね。

「一種の災害」とまで言われる暑さ。

夏休みで小さな子供がいる我が家では、無理せず午前中からでも暑さを感じたらクーラーを入れるようにしています。

電気代の事を考えるとトホホなのですが・・・

 

 

 

さて、今回のお稽古では棚を変更しました。

背の高い、すらっとしたこの棚は桑小卓(くわこじょく)と言います。

柱も細く華奢なので炉では見栄えが悪く、風炉の時期に使います。

 

そもそもは茶道具ではなく、香炉を置く棚だったものを茶の湯に用いるようになったものです。

茶道では、このようにもともとの用途から茶道具に転用することがよくあります。

 

茶道をしている人の中では有名な逸話ですが、

利休様が桂川の漁師からもらい受けたビクを花入れにした「桂籠(かつらかご)」というものもあります。

 

茶道具でなければならないのではないのですね。

そのモノに美を感じ、あるがままを受け入れる。

 

 

 

桑小卓の一番下の棚。

使い勝手の悪そうな低い棚ですね。

ここには、建水(けんすい)という茶碗をすすいだ水やお湯を捨てる道具を仕舞います。

そのため、桑小卓専用の平建水という道具が使われるのです。

 

柄杓は天板に飾ることもありますが、写真のように柱の間にたてかけて飾ることもできます。

趣が変わって良いですね。

 

あるがままを受け入れることで、この道具ならではの面白い使い方となってますね。

 

 

木槿 ユリ 紫式部 撫子
 
水牡丹
 
うちわ うすらい(薄氷)

 

 

 
 
 
 

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【八月のお稽古】

8月10日

8月24日

 

いずれも10時30分~12時まで

 

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久留米市上津町二軒茶屋公民館

月3回 金曜日 10時30分~12時

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