ブラジル訪問最終日/在サンパウロ日本国総領事館訪問など
ブラジル訪問も5日目最終日となり、その午前中にはサンパウロ市内の日本移民開拓先没者慰霊碑に献花を行いました。
献花を終え、次はサンパウロ市内にある日本学校「ブラジル松伯学園」を訪問しました。
ブラジル松伯学園は1993年に設立され、日系人の子ども達に日本語教育を行うと同時に日本語を通じて日本文化を理解し、ブラジル国の向上に役立て地球の平和に貢献出来るブラジル人を養成しています。我が県との交流は平成2年に始まり、訪日使節団の受入等継続的な交流が行われています。
午後からは在サンパウロ日本国総領事館を表敬訪問し、中前隆博総領事と面談しました。
中前総領事からは現地の経済状況や日系社会の動向等の最新情報を伺うとともに今後の日本とブラジルとの関係についても有意義な意見交換を行うことが出来ました。
更にその後はサンパウロ市内の日本人街に移動し、日伯文化協会内にある日本移民資料館を訪問しました。こちらは日本移民の生活と社会背景を伝える施設で、今日は天皇皇后両陛下や安倍晋三総理にも説明されたこともある山下リジア玲子氏にご案内頂き、日本移民の軌跡やブラジルへの移民の歴史について深く理解することが出来ました。
ブラジル訪問の最後はサンパウロ市内のスーパーマーケットを視察し、輸入産地や値段そして商品構成等について興味深く調査を行いました。
今回のブラジル訪問団は私を含め3人の鳥取県議会議員、そして知事部局からは野川聡鳥取県統轄監、県教育委員会からは寺谷英則次長が参加しましたが、第二アリアンサ鳥取村入植90周年記念式典への参加、ミランドポリス郡庁や在サンパウロ日本国総領事館への訪問、更には多くの在ブラジル日系鳥取県人のみなさんとの交流など大変貴重で有意義な訪問でありました。
今後この度の訪問をもとに、海外移住の歴史的意義を再認識し、ブラジルと日本そして我が鳥取県との相互交流をより深めて参りたいと考えています。
この度のブラジル訪問でお世話になりました本橋会長はじめブラジル鳥取県人会(含第二アリアンサ鳥取村)の皆様に、そして随行しサポート頂いた県交流推進課と県議会事務局の皆様に、心から感謝致します。