渦中は語るな、しかし・・・ | 言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

人の身体は、食べたもので作られる
人の心は、 聞いた言葉で作られる
人の未来は、話した言葉で作られる

いい言葉を聞いて、心を豊かにし
いい言葉を話して、明るい未来を作りましょう

当たり前なんてない

 

生きていることも

歩けることも

 

全ては奇跡

当たり前なんてない

 

 

今までも、こうした発信はしていましたが

まさか自分に起きるなんて

思ってもいませんでした。

 

 

5月8日(月)

母が黄疸のため入院。

その日から私と姉で

母の見舞いがスタート

 

5月12日(土)

午前中は勉強会があったので

普段とは違うルートでバスに乗ると

姉が座っていました。

 

珍しいことがあるな、と思い

姉の後ろの席に座り、

今後のことを話しました。

 

お互い、大変だけど

しっかり母のケアをしていこうと。

 

そして、一緒に病院を出てバス停へ。

姉と私は反対方向

姉のバスが先に来て、手を振って別れた。

 

5月13日(日)

面会は私が担当だったので

母の様子を姉にメールをした。

 

「よかったです。安心しました。

 明日は行きますので」

 

この返信が最後になってしまった。

 

その日の夜、姉の旦那さんから電話があり

 

お風呂場で倒れた。

意識はない

今、救急車が着いた

もしかしたら、ダメかもしれない

 

そして、また連絡があり

やはりダメだったとのこと。

 

 

そこから頭が動かない。

 

 

ついさっきまで元気だったのに

なぜ?

なぜ?

なぜ?

 

急いで病院へ行くと

冷たくなった姉が横たわっていた。

 

嘘でしょ

現実?

夢?

 

体に鉛が着いたように重い

しかし、目は冴えている

 

 

これからどうしよう?

 

 

姉のこともそうだが

この事実を

どのタイミングで母に伝えるべきか?

退院するまで黙っているべきか?


きっと入院中に伝えたら

ショックを受けて、

一気に悪くなってしまうかもしれない。

 

しかし、黙っているのも

嘘をついているようで忍びない。

 

 

5月15日(月)

葬儀会場の手配、お寺の手配など

慌ただしく時間が過ぎる。

 

義兄だけでは大変なので

今月の仕事を全てキャンセルして

義兄と一緒に動くことにした。

 

本来、姉がお見舞いに行く予定だったが

私が顔を出し、姉が病院へ運ばれたことと

かなりまずい状態なので

覚悟はしておいてほしい、とジャブを打った。

 

母の顔が一気に変わった。


 

5月16日(火)

姉の会社(一人で会社を経営)へ行き

やるべきことに手をつけた。

しかし、仕事内容はノータッチだったので

何をすべきかがわからない。

 

かかってくる電話で

何を依頼されていたのかが分かるほど。

 

できることは行い

わからないことはお断りをした。

 

夕方、

母の病院へ行き

姉が亡くなったことを伝えた。

 

この時、初めて涙が出た。

 

母は覚悟をしていたらしく

気丈に聞いていた。

 

しかし、ショックは隠せず

先週までの姿とはガラッと変わってしまった。

 

 

5月14日から、私の人生が大きく変わってしまった。

 

何も食べたくない

しかし、食べないと体力を消耗するので

クスリだと思って食べている。

 

何もしたくない

夜になると恐怖に襲われる

 

 

渦中は語るな。渦中を語ると愚痴になる

 

しかし、

誰かに聞いてもらわないと

自分のメンタルがダメになりそう。

 

 

これは何のチャンスだろう?

 

わからない。

 

こんなチャンスいらない!

 

これから告別式

 

その前に備忘録として起こしておきます。

 

 

 

明日が来ることは奇跡

当たり前のことなんかない。

 

 

本当に、本当に

そう思います。