給水シーンにこめられたドラマ | 言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

人の身体は、食べたもので作られる
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いい言葉を聞いて、心を豊かにし
いい言葉を話して、明るい未来を作りましょう

 

今年もお正月の楽しみである

箱根駅伝が終わってしまいました。

 

今年は駒澤大学が総合優勝を飾り

見事、3冠を達成しました。

 

 

ここ2年は、

”沿道で声援しないでください”と

テロップが流れていましたが

今年は沿道での応援も多く、

いつもの箱根駅伝が戻ってきたな、という感じです。

 

それにしても、東京から芦ノ湖まで

往復100kmをただ走っているだけなのに

なぜこんなにも感動するのでしょう?
 

 

懸命に走っている選手はもちろん

走れなかった選手にもドラマがあります。

 

 

特に、給水シーンには

渡す側と受け取る側の間に

水だけではなく、パワーの受け渡しが感じられます。

 

青山学院主将の宮坂選手は

9区を走った岸本選手に

「4年間ありがとうね」と声かけをしたそう。

 

本人は一度も箱根を走ることなく

卒業していく中、

「ありがとうね」は泣けてきます。

 

 

給水員から選手への手渡しにかかる

並走距離は「50m以内」というルールの下

仲間からの声かけは、

勇気づけられること間違いなしです。

 

 

「いいぞ、いいぞ」

「前とは〇秒差」

といった声かけもあれば

 

普段は恥ずかしくて言えないから今、言う

 4年間ありがとう」

 

こんな風に言われたら、

走りながら泣いてしまうかもしれません。

 

 

普段からこんな風に

言葉かけができたら最高ですね。

 

ちなみに、給水の中身は

主催者が用意する水・スポーツドリンクを

使用することが決められているそうです。

 

だから2種類のペットボトルを持っているんですね。

 

 

今から来年の箱根駅伝が待ち遠しいです。