私が35歳の時に学んだ法則
それがABCD法則
A:当たり前のことを
B:バカにしないで
C:ちゃんとやる
D:(それを)できる人と言う
例えば、
・挨拶をする
・返事をする
・目を見て話をする
・謝罪する、感謝する
・困っている人がいたら助ける
研修でも必ず伝える法則ですが
先日、まさに実践する出来事がありました。
それは・・・
普段は利用しない駅で
電車を待っていると
「〇〇駅へ行くにはこの電車ですか?」
と、リュックを背負ったおじいちゃんが尋ねてきました。
「この電車は行かないですよ。
私もこのあたりは不案内なので、
駅員さんにお聞きになってください」
そう言うと、
エスカレーターで下へ降りて行きました。
いや待てよ。
もしかしたら・・・
携帯で調べてみると、
一つ先の駅で乗り換えたら行けるようです。
さて、どうしよう?
おじいちゃんはもういない
電車はもうすぐ来る
探しに行くべきか?
乗るべきか?
う~ん
もしかしたら、
おじいちゃんは右往左往しているかもしれない。
駅員さんに聞けば
またこの場所に戻ってくる。
そして、私が嘘をついたことを怒るだろう。
だったら行くしかない。
おじいちゃんを探しに行きました。
すると、
まだ駅員さんにも聞いていない様子で
一人でウロウロしていています。
そして汗びっちょり・・・
「あの~、〇〇駅へ行きたいと
おっしゃっていましたよね。
一つ先の駅で乗り換えれば
行けることが分かりました。
間違った案内をしてしまったので
お迎えに参りました」
「ありがとうございます」
そう言って、嬉しそうに笑ってくれました。
一緒にホームに上がり、
「次の駅で●●線の電車に乗り換えます。
次に〇〇駅で~~線にお乗りください」
「もし、わかりにくいようでしたら
●●線に乗りたい旨を
駅員さんに伝えてください」
これを電車の中でも
3~4回繰り返して伝えました。
緊張している時って、
「はい、わかりました」と言っても
意外と思い出せないものです。
「ありがとうございました。
親切な方に出会えてよかったです」
そしておじいちゃんは
次の駅で降りて行きました。
お互いに手を振って
おじいちゃんの姿は小さくなっていきました。
なんか、こんな風に書くと
いかにも自分がイイ人のようですが・・・
年寄りにはめちゃくちゃ優しいのです。
前職時代もお客様のほとんどが
親世代や、それ以上の方が多かったので
どうしても放っておけなくなってしまうのです。
子供を叱るな来た道じゃ
年寄り笑うな行く道じゃ
いずれ自分もそうなるんだ。
今、自分がやっている姿が
将来、自分が受ける姿だと思い
困っている人がいたら助けていこうと思います!
よしっ!