責は将のために 賞は兵のために | 言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

人の身体は、食べたもので作られる
人の心は、 聞いた言葉で作られる
人の未来は、話した言葉で作られる

いい言葉を聞いて、心を豊かにし
いい言葉を話して、明るい未来を作りましょう

自分の功績を

自分だけの手柄にしないこと。

 

 

これをやって信頼を失う人は

意外なほどに多い。

 

 

それが自分の手柄であったとしても

人生はチームで進めるものだ。

 

他の人の手を借りていないなんてことはない。

 

 

自分でやったことであったとしても

それを周りの手柄として

人に伝えるくらいの器量を

持ち合わせていないと

いいリーダーにはなれない。

 

 

「あの人のおかげで」

 

 

この言葉を使って、

助けてくれた人に華を持たせるくらいの

器量は持っていたいものだ

 

 

 

~永松茂久さん~

 

 

 

学生時代、早朝のビル掃除のアルバイトをしていました。

 

四ッ谷にあるビルで

各フロアを掃除機をかけ

玄関のモップかけをするのが日課でした。

 

掃除が終わって

管理者がいる部屋に挨拶に行くと

いつも色々な人生訓を聞かせてくれました。

 

 

「福田君、

 この言葉を覚えておくと良いよ」

 

 

 

コピー用紙にサラサラと書いてくれた言葉が

 

 

   責は将のために

   賞は兵のために

 

 

当時は、”いい言葉だな”

くらいしか思いませんでしたが

ものすごく深い言葉です。

 

 

まさに

自分の功績を自分だけの手柄にしないこと。

 

そして、最後の責任は大将がとる。

逃げてはいけない、ということ。

 

 

俺が、俺が、の”が”を捨てて

”おかげさま”を大切にする

 

俺様リーダーではなく

おかげ様リーダー

 

平成元年

「福田君、

 この言葉を覚えておくと良いよ」

と言って書いてくれた言葉は

 

令和の今も、

いや令和の今こそ、力を発揮する言葉ですね。