名前で呼ぶことの重要性 | 言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

人の身体は、食べたもので作られる
人の心は、 聞いた言葉で作られる
人の未来は、話した言葉で作られる

いい言葉を聞いて、心を豊かにし
いい言葉を話して、明るい未来を作りましょう

私は平成元年に近畿日本ツーリストに入社しました。
 
よく、旅行が好きだから

旅行会社に入社したのですか?

と質問されるのですが
 

学生時代はほとんど旅行をしたことがありませんでした。
 
じゃあ、なぜ?と言われると、

漠然と接客業が向いているかな?

と思っていたのと
 

先輩が近畿・・・に入社をしたので
続いてしまったという安直な理由でした。
 
それでも、旅行会社に入ったら

こんな仕事がしたいなぁと感じた瞬間があります。

 


 

 

それが私の原点。
 

 
それは、卒業旅行で友人と行ったクラブメッドの旅。
 

マレーシアのチェラティンビーチで

1週間を過ごしたのですが
アクティビティが充実しているので
ほぼ、ホテル敷地内でリゾート気分を味わえます。
 

 
その間、利用者を飽きさせないために

GO(ジーオー)と呼ばれるスタッフが
エンターテイメントを発揮してくれます。
 

日中は、

ヨガ教室、フラワーアレンジメント

ヨット教室、各種ゲーム
 

そして夜は

ステージ上でショーが繰り広げられます。
 
この人たち、疲れないのかな?
と思えるほど、いつでも笑顔でいるのです。

 


 

そして、私たちのことを良く見ているのです。
 
一人でプールサイドでのんびりしていると
 

「あれ、福田君、友達は?」

とか
 「今夜のドレスコードは赤だから、

 何か赤のものを身につけて来てね」
 

 など、声をかけて来てくれるのです。
 
実は私、結構シャイな性格なもので
学生時代は、自分から声をかけるなんて
かなりハードルが高いものでした。
 
でも、声をかけられるって

気持ち良いんですよね。
 

しかも名前を呼ばれるというのは、

“知ってもらえてる”という安心感にもつながるのです。
 

そして、笑顔!


 

笑顔は大抵のマイナスを

プラスに変えてしまう効果があります。
 

まさに、GOからは接客の基本を学びました。
 
 
この旅を終えたのが3月
そして、翌月には入社を控えていましたが
 

 

1、人の名前を覚えよう。

  できるだけ早い段階で名前で呼ぼう。
2、笑顔を自分の武器にしよう
 

と心に誓ったのでした。

 


 
旅行会社を卒業した今でも

このスタンスは変わっていませんが
あの当時に比べると物覚えが悪くなってきたのも事実。
 
特に、マスクを着用していると

顔の半分が隠れてしまうので

印象に残りづらいのです。

 

しかも、前髪を垂らしていると

マスクと前髪の間の3センチのみ

 

これではなかなか覚えてもらえません。

 

だかたこそ

前髪を上げておでこを見せることが大切ですよね。

 

 

しかし、そんな言い訳をせずに

名前を覚える努力と

笑顔を磨き続ける努力は
忘れずに続けていきたいと思います。

 

よしっ!