神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
これは、
20世紀のアメリカを代表するプロテスタント神学者のラインホルド・ニーバーの言葉です。
（自分で） 変えられるもの
（自分では）変えられないもの
これらを挙げてみると…
【変えられるもの】
・自分自身
・自分が発する言葉
・思考（ものの見方や考え方）
・未来
・自分の性格
・自分の行動
【変えられないもの】
・天候
・感情
・生理反応
・過去
・自然災害
・他人
などなど。
一般的にも、
自分と未来は変えられる
他人と過去は変えられない、と言いますよね。
しかし、
【変えられるもの】の中身を見てみると
簡単に変えられるものと、
簡単には変えられないものがあります。
例えば、言葉や行動はすぐに変えられます。
思ってなくても、「ツイてる！」「嬉しい！」と言えますし
落ち込んでいても、ガッツポーズをすることも
スキップをすることもできます。
一方、思考や性格を変えるのは一朝一夕にはいきません。
ポジティブ思考でいこう！と頭ではわかっていても
ネガティブ思考になることもあります。
ネガティブ思考からポジティブ思考への切り替えは
言葉と行動を変えることが一番手っ取り早いです。
「よしっ、頑張ろう！」と声に出して
思いっきりガッツポーズをしてみる
「まだまだ、これから！」と声に出して
頬を軽く叩いてみる
「今日もよろしく！」と声に出して
ハイタッチをしてみる
すると、
ネガティブの虫が小さくなっていき
ポジティブ星人が顔を出してくれます。
思考を変えようとするのは大変ですが
言葉や行動を変えるのは簡単
言葉や行動を変えることで
思考は後から付いてきます。
これ、本当におススメです！