あるセミナーで聞いたエピソードです。
中畑清氏(元巨人軍選手)は
巨人軍に入団しましたが、3年目まで芽が出なかったそうです。
ある時、
長嶋監督から「調子はどうだ?」と尋ねられました。
「まあまあです」と返事をしたところ、
それを聞いていた土井コーチから
「まあまあなんて言うやつを監督が起用するか?
嘘でもいいから絶好調と答えろ!」と叱られたそうです。
それ以来、
中畑氏は何を聞かれても「絶好調!」と答えるようになり、
「絶好調」が氏の代名詞となったのです。
言葉は人生を左右します
自分が発した言葉は、
相手の耳に届くだけでなく、自分の耳にも届きます。
もしかしたら。
自分が発する言葉は、誰よりも自分自身が聞いているのです。
身体は心の100%服従
言葉で発したものを心で受ける。
心で受ける(思う)から行動する。
言葉の持つ力は絶大
例えば、
「あなた、すごいわね!」と褒められた時、
「いいえ、そんなことないですよ」
「全然ダメですよ」
こんな風に答えることはありませんか?
本人は謙遜のつもりで、
「いいえ、そんなことないですよ」と言ったとしても
心はそれが謙遜かどうかは判断できません。
たとえ冗談でも、
言葉に発した途端、心がそれを受け取ってしまう。
「そんなことない」
「全然ダメ」
とマイナス光線が体を支配してしまう。
だからこそ、積極的な言葉を使うようにしたい。
先の事例では
「はい、そうです」が言いづらければ、
「ありがとうございます」と答えればよいのです。
言葉が変われば、態度が変わる
態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人の見る目が変わる
言葉は人生を左右します。
マイナス発言の多い人の人生と
プラス発言の多い人の人生が同じであるはずがありません。
ぜひ、
積極的な言葉を使いたいものですね。
よしっ!