肝斑・シミは紫外線が原因?トラネキサム酸内服の話|大阪市北区・南森町|ふくだあやレディースクリニ
こんにちは。大阪市北区・南森町のふくだあやレディースクリニック院長の福田綾です。今回は夏のお悩みシリーズ!「頬のシミが最近濃くなった気がする」「左右対称にモヤっと広がるシミが気になる」——それは肝斑(かんぱん)かもしれません。夏は肝斑・シミが最も悪化しやすい季節。今日は原因である紫外線と、当院でもご相談の多いトラネキサム酸の内服についてお話しします。肝斑・シミの大きな原因は「紫外線」肝斑は、頬骨のあたりに左右対称にできる、ぼんやりとした茶色の部分です。原因はいくつかありますが、紫外線は発症・悪化の大きな要因とされています。近年の研究では、日焼けのもとになるUVBだけでなく、UVA・可視光線(目に見える光)も肝斑に関与することがわかってきました。肝斑は単なる「シミ」ではなく、光による肌老化のひとつと考えられています。だからこそ、季節を問わない日々の紫外線対策がとても大切です。まずは土台となる「紫外線対策」からどんな治療をするにも、日焼け止めによる紫外線対策が基本です。ポイントは次のとおりです。✔️ SPF30以上・広範囲(UVA/UVB)対応の 日焼け止めを毎日使う✔️ 可視光線もカットできる 色つき(酸化鉄配合)の日焼け止めがおすすめ✔️ つばの広い帽子・サングラス・日傘を併用✔️ こまめに塗り直すトラネキサム酸の内服について肝斑の治療でよく用いられるのがトラネキサム酸の内服です。メラニンをつくる働きにアプローチするお薬で、肝斑に対する有効性が複数の研究で報告されています。たとえば、中等度〜重度の肝斑を対象にした研究では、内服を続けることで肝斑の指標(重症度スコア)がプラセボ(偽薬)より大きく改善したと報告されています。また、外用治療にトラネキサム酸の内服を組み合わせることで改善率が高まり、治療後の再発が少なかったという報告もあります。一般的に副作用は軽いものが多いとされますが、血栓症のリスクがある方などには向かない場合があります。そのため当院では、持病やお薬の服用状況をおうかがいしたうえで、お一人おひとりに合わせてご提案しています。自己判断での服用は避け、必ず医師にご相談ください。ビタミンCも心強い味方ビタミンCはメラニンをつくる酵素の働きを抑え、抗酸化作用で紫外線による色素沈着を防ぐとされています。内服・外用・イオン導入など取り入れ方はさまざま。トラネキサム酸と組み合わせることで、より満足度の高いケアが期待できます。シミが気になったら、まずはご相談を「シミ」と思っていたものが実は肝斑だったり、逆に肝斑だと思っていたものが別のシミだったりと、見分けが難しいこともあります。種類によって最適なケアは異なりますので、まずは一度お肌の状態を確認することをおすすめします。当院では女性院長が、婦人科の視点も交えながら肌のお悩みにも向き合っています。紫外線が強くなるこの季節、早めのケアで来年の肌に差をつけましょう。お気軽にご相談ください。当院でも、肝斑のご相談に応じてトラネキサム酸やシナール(ビタミンC)を処方しています。💊 トラネキサム酸 250mg(医療用医薬品)通常1日4錠(1,000mg)を2回に分けて服用1か月分1,650円(税込)💊 シナール(ビタミンC配合剤・医療用医薬品)1日4錠を2回に分けて服用1か月分◯◯円(税込)※肝斑治療目的での処方は自由診療(自費)となります。価格は税込表示です。当院ではシナール(ビタミンC)の処方に加えて、より充実したケアをご希望の方にドクターズサプリメントもご用意しています。🌸 ワカサプリ ビタミンC + DビタミンC 3,000mg + ビタミンD 4,000IU30本入り5,832円(税込)🌸 MSS C1000+BビタミンC + ビタミンB複合(Bコンプレックス)30本入り2,592円(税込)どちらも医療機関向けのドクターズサプリメントです。飲み方や選び方もご案内できますので、お気軽にスタッフまでお声かけください。※サプリメントは自由診療(自費)でのお取り扱いです。価格は税込表示です。ふくだあやレディースクリニック院長:福田 綾(産婦人科専門医)〒530-0038大阪府大阪市北区紅梅町1-6カザリーノビル1階大阪メトロ「南森町駅」4番出口 徒歩4分JR東西線「大阪天満宮駅」9番出口 徒歩1分(エレベーターあり)TEL:06-6354-0088LINE予約はこちら WEB予約はこちらWEB・LINE予約は24時間受付中です▼クリニックの詳しい情報はこちらふくだあやレディースクリニック|大阪・南森町の産婦人科女性医師が、女性のそばに。大阪・南森町のレディースクリニック。fukuda-aya.com参考文献1. Lee AY. Recent progress in melasma pathogenesis. Pigment Cell Melanoma Res. 2015;28(6):648-660.2. Yang J, Zeng J, Lu J. Mechanisms of Ultraviolet-Induced Melasma Formation: A Review. J Dermatol. 2022;49(12):1201-1210.3. Morgado-Carrasco D, Piquero-Casals J, Granger C, et al. Melasma: The need for tailored photoprotection to improve clinical outcomes. Photodermatol Photoimmunol Photomed. 2022;38(6):515-521.4. Del Rosario E, Florez-Pollack S, Zapata L, et al. Randomized, Placebo-Controlled, Double-Blind Study of Oral Tranexamic Acid in the Treatment of Moderate-to-Severe Melasma. J Am Acad Dermatol. 2018;78(2):363-369.5. Minni K, Poojary S. Efficacy and Safety of Oral Tranexamic Acid as an Adjuvant in Indian Patients With Melasma. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2020;34(11):2636-2644.6. Feng X, Su H, Xie J. Efficacy and safety of tranexamic acid in the treatment of adult melasma: An updated meta-analysis of randomized controlled trials. J Clin Pharm Ther. 2021;46(5):1263-1273.7. Ghasemiyeh P, Haghighi NF, Dastgheib L, et al. Safety and Efficacy of Niosomal and Conventional Tranexamic Acid/Niacinamide vs. Hydroquinone Creams in Melasma. Sci Rep. 2025;15(1):42739.8. Bala HR, Lee S, Wong C, et al. Oral Tranexamic Acid for the Treatment of Melasma: A Review. Dermatol Surg. 2018;44(6):814-825.9. Xing X, Dan Y, Xu Z, Xiang L. Implications of Oxidative Stress in the Pathogenesis and Treatment of Hyperpigmentation Disorders. Oxid Med Cell Longev. 2022;2022:7881717.10. Miao F, Su MY, Jiang S, et al. Intramelanocytic Acidification Plays a Role in the Antimelanogenic and Antioxidative Properties of Vitamin C and Its Derivatives. Oxid Med Cell Longev. 2019;2019:2084805.11. Speeckaert R, Bulat V, Speeckaert MM, van Geel N. The Impact of Antioxidants on Vitiligo and Melasma: A Scoping Review and Meta-Analysis. Antioxidants (Basel). 2023;12(12):2082.12. Zhou H, Yao Y, Zhou Y, Hu J, Jang L. Nerve Block-Assisted Intradermal Injection of Tranexamic Acid, Vitamin C, and Glutathione for Melasma: A Split-Face Comparative Study. Aesthetic Plast Surg. 2025.13. Eassa BI, Ammar AM, Shoaib OA, Elsaie ML. Fractional Carbon Dioxide Laser Assisted Delivery of Tranexamic Acid Versus Ascorbic Acid in the Treatment of Melasma. Lasers Med Sci. 2025;40(1):282.14. Daftary K, Kundu RV. Melasma. JAMA Dermatol. 2026.15. Sarkar R, Desai SR, Sinha S, et al. Delphi Consensus on Melasma Management by International Experts and Pigmentary Disorders Society. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2026;40(4):680-692.