先日、時々見ているYou Tuberの動画で、もしNATOが軍事支援をしなかったらロシアとウクライナの戦争はすぐにロシアの勝利で終わっていた。本来なら早く終わるはずのものをNATOはいらないことをしたみたいな論調で言っていた。

 

たしかにそうなんだろう、きっと。

2014年のロシア軍のクリミア侵攻の時はNATOは軍事介入してなくて、たしか1ヶ月ぐらいでロシアがクリミア併合を一方的に宣言して終わった。

 

ただ、ウクライナの人達はこんな意見を聞くとつらいだろうなと思う。

原爆投下は戦争を早く終わらせたという原爆投下擁護派の意見を聞くと、自分の国に投下されたのではないからそんなことが言えるのだろうと思うのと同じ感覚だ。

ウクライナの人達にすれば侵攻してきたロシア軍を国の外に追い出したい、国を護りたいがために国際社会に訴えかけているのだから。

 

ウクライナであれ、ロシアであれ、全ての兵器はウクライナという国を破壊するだけだ。

この出口の見えない戦争はどうやって終わらせることができるのだろう。

 

世界のどこかで武器商人たちがほくそ笑んでいる。

 

ロシアは核兵器の使用をちらつかせている。

今の核兵器は広島や長崎の原爆の規模とは比べものにならない。

 

賢いひとたちがたくさんいて、

どうして核兵器を使用する話になるのだろう。

核は本来人間が扱えるものではない。

 

風の時代になっても

まだまだ愚かなことは続く。

末期症状であればいいのだけれど、

そんな雰囲気はかけらも見えない。

 

 

生きとし

生けるものが

すこやかで

やすらかでありますように。

 

我らが愛を見失わず

愚かさから目覚めることができますように