久しぶりに夜中に起きている甲斐があった試合だった。
キックオフは今朝の4時45分。4時半ごろに起きて、パジャマの上からいろいろ重ね着してあったかくしてパソコンの前に座る。
今日はセルタとのアウエイゲーム。
先週のチャンピオンズゲームではモドリッチはベンチだったが、今回はスタメン。
何しろ、モドリッチはワールドカップ以降、コンディションが戻ってなくて、新聞などの論評は判で押したように、ワールドカップ以前のモドリッチに程遠いと言われていた。
それがレアルの不振の原因の一つとされていて、戦犯扱いになっていた。それは裏返すと、それほど今まではチームの心臓として中心の働きをしていたということ。
でも今日は久しぶりにいい動きを見せていた。1点目のアシストとなったベンゼマへのパスは芸術品!そうそう、これがモドリッチなんだよって、ゴールの瞬間、夜中に両手のこぶしを振り上げて声を出さずに叫んでいた。ルキータも久しぶりにピッチで本気の笑顔を見せていた。
この日はレアルはディフェンスの選手が次々とファウルでケガをさせられて交替し、ずいぶん荒れた試合だった。ファウルで試合がやたら中断されるし、見ごたえのある試合ではなかったけど、2-4でレアルが勝った。ソラーリ暫定監督になって4試合で4勝。最後までやらせてはどうだという声が大きくなっている。ロペテギ前監督とどうしてこうも結果が違うのかはわからないが、チームのムードはいいようだ。
選手のレイティングをいくつか見ているが、こちらも久しぶりにモドリッチの評価が良い。まだ完全に戻ってはいないけれど、今シーズンでベストパフォーマンスという声もあった。とにかくこの調子で戻ってきてほしいです。
今週はネイションズリーグ。クロアチアはホームでスペインと、2日後、アウェイでイングランドと対戦する。正直、モドリッチには身体を休ませてもらって、ラリーガの試合に専念してほしいと思うのだが、ルキータはキャプテンだし、国のためには相当頑張るからなあ・・・。
モドリッチのおかげで英語のニュースをよく読むようになっている。
この前見つけた記事は、チャンピオンズリーグでCSKAとやってレアルが負けた試合だが、モドリッチが試合後、相手チームの得点した21歳のクリアチア人選手のブラシッチに「CSKAは若いけれどとてもいいチームだ」と言ったことが書いてあって、真のスポーツマンで負けた相手をたたえ尊敬することを知っていると、モドリッチのことを自分たちが負けた後でもなお敵を褒めることができるgraceがあると表現していた。graceって、たぶんここでは品格のようなイメージではないかと思う。
今日はどうしてもルキータを褒めまくりたかったので、長々と書いてしまった。
好きなものはやめられない。
ちょっとかわいい(と私は思う)写真。たぶん、ベンゼマの手で暖を取っているところ。自分の手袋をはめればいいのだが、はめないね。
似たようなことを以前もやっている。人の顔に手をあてて暖を取っている写真も見たことがある。ベンゼマもまんざらでもなさそうな・・・。