こんにちはfukuchiⅡです(^^)

 

 

本日の投稿はこれです。

フジミの1/76一式砲戦車模型です。

このキットは一式砲戦車が2台入ったキットとなっております。

最近RC化することに遠ざかっておりますが、今回も作成過程を紹介するのみ

となります。

 

 

【一式砲戦車について】

一式砲戦車は一式自走砲とも呼ばれる、97式中戦車の車体を利用して75mm

砲を搭載した車両です、東南アジア戦線に於いて日本軍の歩兵支援戦車である

97式では対戦車戦は無理であり、特にM4シャーマンを攻撃する目的もあって

作られたようで、待ち伏せ攻撃でM4シャーマンを数台破壊したという実績が

あるようです。

一式自走砲という名称だと大砲部隊の所属となるそうで、戦車部隊に配属する

車両は一式砲戦車と呼ばれていたようです。

 

相変わらず前置が長いですが・・・

このキットこの2点のパーツ×2が入ってます、まったく同じ一式砲戦車が2台

です。

さすがに同じ物を2つ作っても芸がないので、片方は三式中戦車に改造したいと

思います。

 

三式中戦車は実在した戦車で一式砲戦車と同じ75mm砲を搭載した対戦車用の中

戦車です。

同じく97式中戦車の車体を利用しています。

ガールズ&パンツァーにも登場しますね。

 

 

では早速一式砲戦車から組んで行きましょう。

部品が小さすぎて老眼で目は見えないわ、部品を落とせば探すのに手間をくうわ

少々大変でしたが、キャタピラを着ける前の状態まで完成しました。

合わせ目が多少隙間があったりしましたが、削ったりパテ埋めしたり修正が少な

駆らず必要でした。

 

さてネットで入手した資料をもとに改造ポイントを押さえていきます。

車体下部はそのまま使用します(本来は97式より150mm全長が長いようですが)

 1.砲塔はフルスクラッチでプラバンで作成する

 2.砲は金属棒とその他スクラップパーツでそれらしく作り込む

 3.車体前方の形状変更

などの改造をやっていきます。

 

まずは資料から3面図を描いて各パーツサイズを算出しパーツ切り出しをします。

底と上部は1.2mm厚、前後横は0.5mm厚のプラバンを使用して、接着していき

ます。

 

形ができたらパテ盛りして、削りながら形を整えていきます。

 

 

 

車体前面の運転手と機関銃照射手席がドイツ4号戦車のような感じになっているの

で改造します。

 

車体上面塞ぎと前方の作り込みを実施プラ板とパテ盛りで形成します。

 

砲を取り付け車体上面に砲塔を乗せると、こんな感じになりました。

ミニキングタイガーみたいでかっこいいじゃないですか(^^)

少なからずキングタイガーの影響を受けてるんじゃね・・・

といった感じはしますね。

 

フロントビューです。

や、やばい!!スゲーかっこいいんですけど!!

ガルパン仕様と比較して・・・

どうでしょう、雰囲気は出てると思うんですが

砲が違いますね、こっちは一式砲戦車と同じ砲がついてますね、入手した資料は

砲の根元に円筒形のパーツが3個ついた感じなんですが、どっちが正しいんだろ

追伸

入手した資料は大戦末期の長砲身化の試作用の資料だったようで、実際は完成せ

ず終戦を迎えたんだそうです。

よってこのガルパン3式中戦車が正しいことになります。

しまったなあ、そうなら一式砲戦車の余った大砲のパーツをそっくり使用できた

のに無駄なことをしてしまった。

よく資料に目を通さなかった自分が悪いんですが・・・まあ長砲身はカッコイイ

からいいのだ(^^)

 

 

一式砲戦車とツーショット

戦車らしい形状ですね、実車は1番2番と5番6番転輪の間が少し広く車体が少し

長いのですが、特に違和感はないですね。

 

 

色は土草色(カーキ色)にしてみました、キャタピラをつけてマーキングとウェザ

リングも実施して完成です。

僅か7cmくらいの大きさなのにデティールがすばらしいですね。

 

斜め前方から

 

 

フロントビュー

 

リアビュー

 

 

一式砲戦車は迷彩塗装と乗員を乗せてみました。

まあそこそこいい感じになりました。

 

 

全体的な見た目ですが車体長も違和感なくいいと思います。

ただ主砲がやや長すぎたかな?といったイメージです、でもこれはこれでカッコ

いいしこのままでいいや・・・と思うfukuchinでした。

 

まあ物が小さくて大変でしたが、完成にこぎつけることができました、最近は大戦

末期の幻の兵器というのに興味が沸いていますので、当面はこの線で行くかもしれ

ないです。

では今回はこれにてごきげんよう!!