こんにちはfukuchinです^^;
今回は飛行機のプラモデル作成ネタです。
ずっと陸上兵器専門で進んできましたが、たまには空ものもいいかなと思い
取り上げることにしました。
ハセガワの一式陸上攻撃機、通称「一式陸攻」です、現在までは花形ともいえる
戦闘機ばかり作って来ましたが、攻撃機を作ってみることにしました。
しかも人間ミサイルといわれる特攻機「桜花11型」が付属しています。
作る過程は何ら問題もなく、作りにくいところもないため今回は割愛します。
完成状態がこれです、1/72スケールですが機体が大きいので組立しやすいです
ただ、運転室キャノピー、全面と後面機銃手キャノピー、中央上部機銃キャノピー
車体側面キャノピーの透明部品が多いので窓枠の塗装は面倒でした。
戦闘機と比べると3倍近く大きいですね、左手前四式戦闘機「疾風」 奥アメリカの
P-47サンダーボルトですが可愛らしく見えます、双発エンジンですが攻撃機って大き
いんですね、4発エンジンのB-29はどれだけ大きいんだろう。
機体は鹿児島県/鹿屋基地の第721海軍攻撃隊 攻撃第711飛行隊 第2分隊の
マーキングにしました。
機体上面側面は濃緑色、下部は黒という塗装になっています。
まあ、一式陸攻の話はこれくらいにして今回の主役は「桜花」の方です。
一式陸攻機体下部に吊りさげられ、攻撃目標近くで切り離され人間が操縦した
まま目標に突っ込み爆発するという人間爆弾というか、人間ミサイルとでもい
える悲しい兵器です。(海軍では人間魚雷とも言える「回天」というものがあり
ますよね)
さてこんな悲しく哀れな兵器を作って楽しむのは気が乗らないので、志向を変
えて違う桜花を作りたいと思います。
それが「紺碧の艦隊」という漫画に登場する、本土防衛用の局地迎撃戦闘機と
して生まれ変わった桜花です。
これがその戦闘機として生まれ変わった桜花です。
全長 6.61m 全幅 5.37m 重量 1870kg
ターボジェットエンジンを搭載し、最高速度820km/hで加速用固形ロケット
(操縦士の呼称では第2第3モーター)使用時920km/h
実用上昇限度16200m 上昇時間9000m/3.4分
武装機首に40mm機関砲1門
というスペックになっています。
人間ミサイルの桜花11型と比べると主翼が中央寄りにあり、後部はジェット
エンジンがあるためグラマラスな形状となっています。
桜花発進シーン
ミサイルのように射出カタパルトで飛び立ちます。
帰還時は車体下部にソリが出て滑走して着陸します。
※紺碧の艦隊アニメより転用(主翼がやたら後ろにある描写です)
機首の40mm機関砲
鉄でできた戦車なら大したことない大きさですが、軽金属でできた航空機に
対してはとんでもなく破壊力のある機関砲でしょう。
日本に爆撃に来たドイツのヨルムンガンドが桜花にやられて逃げようとして
加速ロケットで振り切ろうとするも、桜花も加速用固形ロケットを点火して
追いかけて撃墜するシーン
このアニメの桜花に魅せられたしまい、改造することにしました。
途中経過は夢中になって(悪い癖だ)写真撮り忘れのため、改造ポイントだけ
紹介します。
1.機体センター付近に主翼を持ってくる
機体左右パーツと主翼パーツ接着後、機体を上下2分割にしてキャノピー
位置を前へ持ってくる。
2.キャノピー後部のファストバック化(キャノピー後部が機体ラインと一体化
している方式ドイツ機に多い。飛燕、雷電、F-4Fなど)
キャノピーを後部を切り取り機体後部を盛り上げて一体化する、木材を削っ
て貼り付けパテで外観修正した。
3.ターボジェットエンジンを搭載した機体後部と加速用ロケットの造形
プラバンとパテ盛りで造形した
4.機体前方の少しずんぐりした感じの造形
プラ板継ぎ足しとパテ盛りで造形した。
5.40mm機関砲の設置
1/76戦車のジャンクパーツを取り付け
以上の5点を課題に改造をすすめました。
完成したのがこれです。
ジェットエンジンの空気吸い込み口の造形はなかなかかと思います。
機首の40mm機関砲1門がやたらシンプルでカッコイイ
後部のジェット、加速用ロケット吹き出しノズルの造形
機体下面です後部がグラマラスな感じでいいですね。
四式戦闘機と比べるとまあ可愛らしい。
主翼がアニメのように前進翼にできなかったのが少し残念です、原作の漫画
では前進翼ではないのですが、アニメ版のほうがカッコイイと思います。
墨入れが濃すぎてわざとらしくなったので、修正していこうと思います。
1/48があればよかったですが、小さくてやりにくかったものの何とか完成さ
せることができました。
また、改造したものがあれば紹介していきたいと思います、それではまたお
会いしましょう、ごきげんよう。