こんにちは~fukuchinです(^^)
久しぶりの投稿です、今回は本格的にRC工作に取り組みましたので
その過程を紹介いたしましす。
今回は1/35パンター戦車G後期型です、パンターは初期のD型、A型
G型前期と後期というふうにキットの種類が多いです。
昔紹介したパンターA型はかなり古いキットでモーターライズ用のシャ
シーが使われていて、ギアボックス取り付け用の穴が開いていたり、後
部誘導輪にキャタピラに引っかかる突起がついていて、キャタピラも中
央に穴のあいているタイプで昔のままのキットでしたね。 (キャタピラ
は可動式のモデルカスティンのものをおごりましたが)
今回のRCメカはいつものC国製の見た事あるタイプのものですが、実は
Youtubeで紹介されていた4chのものを手に入れたのでこれを使います。
手前、赤/黒が電源でコントロールはどうなっているかテスターで調べた
ところ上右から黄/青がコントローラー右側上下(走行右)緑/白が右側左右
(砲上下にしたい)次の黄/濃青は左側上下(走行左)薄緑/白は左側左右 (砲
塔旋回)に対応した配線となっています。
一応極性の記入と過去も指摘していましたが、線の被覆が穴にきちんと
入ってないので線をぐりぐりしていると、基からポロッと外れてしまう
のでグルーガンで根本を固定しておきます。
では、作業開始しましょう。
まずは足回りサスペンションの加工から始めます。
0.6mmのピアノ線を55mmくらいの長さに切り、片方の先をコの字に
曲げていきます。
次にトーションバーパーツの軸とその 4mm横に 0.65mmピンバイスで
穴あけします、また転輪軸にも5~6mmの深さで穴あけしていきます。
トーションバー軸は穴貫通する必要があるのですが、片方向から一気に
貫通させようとするとかなり斜めにドリルが入って行きやすいので、6割
方開けたら反対側から開けて貫通させると斜めになりにくいです。
穴あけしたトーションバーパーツにピアノ線を差し込み、コの字加工側
を瞬着で固定します。
これを差し込んだら、トーションバーの位置に注意しながら先端を水平に
90度折り曲げていきます。
その後プラ板と瞬着で固定していきます、この辺は過去から何度もやって
いるので手慣れたものです。
因みにトーションバー取り付け部には初めから穴があいていましたので、
わざわざ開ける必要もなく手間が省けました(^^)
ここで注意してほしいことは最前と最後尾のトーションバーは堅く(強く)
しないとベルトキャタピラだと持ち上がってしまうので、ピアノ線を半分
以下に短くした方が良いです、または太いピアノ線にするかですね。
転輪は組み立てながら、外側パーツの軸センターに穴あけし、長さを調整
した虫ピン先端に瞬着を付け、トーションバー車軸にセットしていきます。
ここは転輪ひとつひとつピン長を調べて調整後取り付けと超面倒ですが、
このちまちました作業が仕上がりをよくしてくれます。
しかし本当に面倒です、ほかに良い方法はないものか・・・
次に駆動輪の加工取付です、スプロケット基部穴に5mm丸棒を埋め込み2
mm軸を差し込むように穴あけし真鍮製丸棒を差し込み瞬着で固定します。
土台は不要な部分をカットして穴あけしハトメを入れ丸棒にピニオンギア
を通しながら軸受けのパーツを取り付けします。
ピニオン部は車体と干渉してしまうので7×7mmくらいの四角穴をあけて
接触しないようにしてます、最後に外側から0.3か0.5mm厚のプラ板を張
り隠します。
リアの誘導輪はプラ部品の車軸でしたが、強度が心配でしたので、3mm
アルミ丸棒を通しアクスルとしています。
調整の必要性が出てきたら(将来的にはフリウルの金属履帯にしたい、現状
品切れで手に入らない)長あな加工にして調整できるようにするつもりです。
ベルト履帯を付けてみました。
写真ではわかりにくいですが最前後転輪が少し浮いてる感があります。
なのでトーションピアノ線を半分に短くし直しました。(このため先の
ピアノ線長さの注意事項につながるわけです)
次は一番厄介なパワーユニットの取り付け、そう走行ギアボックスの取り
つけです。
タミヤの工作セットのミニモーターギアボックスを使うつもりですが、直
に出力軸を起動軸にしたかったのですが、位置が高すぎてどうにも着けよ
うがありません。
なので後ろにずらして間にギアを噛ませるようにします。
工作セットという名目なので戦車模型に着ける専用設計ではないのは分か
るのですが、でもタミヤさんやっぱりその辺の凡庸性を持たせてほしいも
のですねと思う次第です。
直接シャシーに穴あけして中間ギアを付けてもよかったのですが、位置
決めが難しいので、ボックス取り付け式にしました。
このような状態で取り付けするようにしました。
高さがかなりあるように見えますがボディーをつけて後ろから見ると十分
に余裕がありました、
まあ、5mmほどのスペースがあるので砲塔つけても大丈夫ですね。
さて砲塔を旋回させたいので、バトルタンクの旋回パーツをこのように
取り付けします。
ここに旋回用のミニモーターを取り付けします。
このモーターは減速ギャー組み込み式の30回転/分の低速回転モーターで
す、これを旋回リングギアの内側に直接セットするよう取り付けしました。
ピニオンは16枚、リングギアは60枚なので回転はほぼ1/4くらいですかね
90度回るのに4秒くらいです、だから一周16秒になります。
実祭のパンターA型でエンジン吹かして(エンジン回転と連動していたらし
い)最短15秒らしい)ので、ちょうどいい感じのスピードですね。
あと、砲身上下機能を考えてましたが砲塔内のスペース不足で無理だと判
断し諦めました、かわりに砲身センタに赤色ダイオードをつけて発砲光を
点灯できるようにしました、また車体前面機関銃の発砲光もひかるように
しました。
受信機基盤と3.7Vリポバッテリーの取り付け、各所配線の実施であらかた
このような感じになりました。
デティールパーツはまだつけていませんが、一応完成しました。
フロントビュー
リアビュー
これで稼働テストを実施していきます。
テスト実施中の動画です。
左手にカメラ(スマホ)を持ち右手だけでコントローラーを操作しているの
でスムーズさがなくてすみません。
コントローラーの対応した動きだけを見ていただければいいかと。
まあ手前味噌ですが、音も静かだし走行スピードも速すぎず遅すぎずな感
じでいいかなと思っています。
作るたびにレベルアップしているかなと実感できます。
とりあえず今回の投稿はここまでということで、最終完成状態になったら
また紹介したいと思います。
では今回はこれにてごきげんよう。