こんにちは fukuchinです^^;
久しぶりの投稿です。
前回このティーガーⅠとエレファントのニコイチでポルシェティーガーを
作成しましたが、ティーガーの車体から足回りパーツとエレファントのパ
ーツが一部余ってしまったので、置いていてもしかたないし捨てるのもも
ったいないので表題のように空想の車両を作ってみたくなりました。
ドイツ軍は戦車の車体を利用して駆逐戦車、突撃砲戦車を数多く生み出し
ています、ティーガーの突撃砲もあったら面白いのにという発想で、色々
と妄想を膨らませてみました。(^^)
ティーガーⅠには唯一派生車両としてストームティーガーがありますが、
これを作ってみてもよかったのですが、38cmロケット砲の工作が大変そ
うなので、3突のような突撃砲にしてみることにしました。
いわば6号突撃砲、ティーガー突撃砲とでもいいましょうか、ヤークトテ
ィーガーの128mm砲を先んじて積んで突撃砲を派生させたという空想の
設定です。
ティーガーの88mm56口径でも火力は十分なのでしょうが、もっと威力
のある砲を積んだという設定です。
前置きが長くなりましたが、早速作っていきましょう、今回はRC化はや
ってませんので悪しからず。
まずは丸々余っている足回りバーツを組み上げます。
実はスプロケットだけはポルシェティーガーにつかったので余っていた
エレファントのものをつかいました。
ティーガーⅠ初期型のホイールの多さは毎度くみあげてても面倒くさい
ですね。
後期型の方が数がすくなくて楽ではあるのですが・・・まあこれも好き
な人にはたまらないところなんでしょうね。(^^)
履帯を接着していき色塗りまで済ませました。(簡単に言ってますが転輪の
ゴム部分の黒塗りは更に面倒くさいです)
一番転輪の外側だけがスチール転輪という設定にしました、ここも重い砲
を積んでフロントヘビーになる事への対策をしたという設定です。
さてここから1.2mmプラバンで車体を作っていきます、3突のような見た
目にしようと思います。
車体側面パーツをつけて、全面の垂直装甲板、エレファントの主砲基部を
取り付けします。
砲架の直前は砲盾が水平以下にさがるように逃げを作って凹みをもたせて
います。
運転手、無線手の上部ハッチはふさいでしまいます。
車体前方と後方の装甲板と砲盾部の衝立の取り付け、3突をイメージしな
がら作りました。
えーと、記事では簡単にパーツを現物合わせでホイホイつけているように
みえるでしょうが、ちゃんと三面図を書いて実寸でパーツの切り出しを実
施していますので誤解なきよう。
砲と防循の作成をします。
砲はエレファントのものを使います、少し細身なのでパテで盛ってヤーク
トティーガーの128mm55口径のpak44と同じ太さ長さになるよう改造し
ました。
防循は3突G型のような角ばった形状にしました、そのほうが垂直装甲のテ
ィーガーⅠらしさが残るかなと思いましたので・・・
戦闘室上部はエレファントのものを流用し、横の足りない部分はプラ板で
継ぎ足しました。
まあ大体イメージした形になったかなと思います。
後はパテ盛りで段差の修正や接合部の凸凹を埋めてペーパーで修正してい
きます、そして必要な装備品を取り付けたらほぼ完成です。
このパテは車のバンパー補修用パテなのですが、けっこう乾きが遅いし薄
付け用なので厚盛りするとなかなか乾きません、このへんはかなり時間を
要したところです。
特に砲身はゴテゴテにパテ盛りされた砲身をドリルに取り付け回転させな
がらペーパーで造形していきました、まるで陶芸のろくろと似たような事
をしました。微妙に先が細くなるフォルムにするのが大変でした。
塗装をしてタイガー突撃砲戦車の完成です。
色はジャーマングレーで下塗りしました、その時点でグレーのままでもいい
かなとは思いましたが、市街地での戦闘想定ならそれでもいいですが、荒野
の戦場に於いて森の中で待ち伏せして撃つという戦闘スタイルを想定したの
で、お決まりの3色迷彩にしました。
どうでしょうティーガーと3突を合わせたような感じです、戦闘室の高さが
もう少し高くてもよかったかなとは思いました。
腰下がやたら大きい感じで下半身デブみたいなイメージです、しかしこの太
く長い砲身は前々作の日本陸軍五式砲戦車ホリⅡと同様に迫力満点です。
ストームティーガーのように前方垂直装甲板がない形態にする方が良いか
悩みましたが、ティーガーⅠらしさを残したかったのであえて垂直装甲板
を残しました。
全面どアップです。
JS-2に対抗するため、いかにも急いで作りました感が出ているかなと思い
ます、対戦末期にはパンターⅡ型や超重戦車マウスなどが試作されていた
し、こんな車両があってもいいのかなと妄想を膨らませた次第です。
妄想上の基本スペック
前面装甲100mm 戦闘室前面80mm傾斜装甲 防循100mm
側面装甲60mm傾斜装甲 後部60mm 上部25mm
主砲 128mm55口径(Pak44)※ヤークトティーガーの主砲と同じ(2000
m先の148mm装甲板を貫徹可能) 車体重量53トン(砲塔がない分軽量化)
エンジン/マイバッハHL230-p30/700ps※パンター以降のエンジンと同じ
最高速度/40km/h
などというティーガーⅠよりやや軽くなったということでこのスペックで
す、まあここはfukuchinの妄想なので(^^)
最後に命名
① JAGD PANZER Ⅵ/55(V) ヤークトパンツァー6
② STURMGESCHUTZ Ⅵ シュトルムゲシュッツ6
どっちがいいかな(^^)