こんばんは~fukuchinⅡです^^;

 

MMシリーズのRC可動化も調子に乗ってきました。

本日はこちら

タイトルのとおりⅣ号駆逐戦車ラング/70(V)です。

1/35としてはパンターA型についで2回目となります。

ラングは商品No.35088の物がありますが、これは比較的新しいキットの方で

No.35340という商品です。

では早速これを可動化工作していきましょう。

 

今回はこの標準ギヤボックスを使うことにしました。

 

ギヤ比が8種類選定できます。

最初は87.8に設定していましたが、あまりにも遅すぎたので最終的に19.9に

セットしました。

若干速いかなという印象で、本当は37.6あたりにしたかったのですが、8.5/

9.5と37.6/41.8にすると出力軸がギヤボックスの内側になり車体と干渉して

しまうため選定不能でした。

必然的に17.9/19.9か79/87.8しか選べないことになります (これは後述しま

す)。

 

まずはお決まりのサスの加工からです、先のフェルディナントと同様のボギー

式のサスペンションなので中心に軸となるピアノ線を入れるように加工します。

 

本来はアームだけが動いてボックスは固定なんですが、一体成型なのでボッ

クス自体が動くようにします。

 

シャーシにも穴開けしピアノ線を通し先を水平に直角に曲げていきます。

 

このように全部のボギーを取りつけていきます。

固定ボックス部がくびを振るので違和感がありますが、このへんは妥協します。

 

 

そしてプラバンで曲げた部分を押さえるように瞬間接着剤で固定します。

この段階でシャーシの塗装も済ませました。

このへんの要領も段々とよくなってきました(^^)

 

 

ギヤボックスの取りつけに入ります。

軸穴には余っていたハトメをとりつけます、多少穴グリをして取付けました。

転輪・誘動輪については内部にポリキャップを入れるタイプで、無接着式で

したので無改造で可動転輪となってます、ここは楽でした。

上部転輪のみ虫ピンで可動化工作をしています。

 

 

ギヤボックスは組み立て式となっています、さすがに専用設計されているだけ

あってすんなりとにシャーシに納まる感じですね。

出力軸は長すぎるので金切り鋸で切断後、微調整します。

 

 

微妙に長いのでグラインダーで少し削ります。

 

 

位置決め(ギヤボックスが斜めにならないように)して下に一か所穴開けして

シャーシ下側からビスで固定します、ズレ止めのプレートを差しこんで固定し

ました。

スプロケットを瞬間接着剤で軸に取付します。

 

 

前述していたギヤ比の関係ですが、37.6/41.8にすると矢印の位置に軸を通

すことになり、ギヤボックスが全体的に前へ移動することになります。

モーターのピニオンギヤ歯数が9枚か8枚かと、4段ある減速ギヤのどの段を

出力ギヤと噛ませるかで減速比を選定する仕組みです。

一段目(左奥ギヤ)が8.5/9.5    三段目(右奥ギヤ)が37.6/41.8

二段目(左手前ギヤ)が17.9/19,9 四段目が図の通り(右手前ギヤ)が79/87/8

となるのです。

そして奥側の軸は手前より少し高い位置にあり、シャーシの軸穴より高くなる

事とギヤボックスが前へ出てしまいボディと干渉します。

ボックスを底を削ったり、角を削ったりすればいいのかもしれませんが、手前

側軸位置は高さがピタリと合っていたので無理な改造は諦めました。

fukuchinⅡらしくありませんね^^;どうしたのでしょう???(実はボディを開けた時

の見た目を重視しました)

 

粗方ボディを組上げ履帯を付け仮組みしてみました。

写真でお見せできないのは残念ですが、ギヤボックスとボディのクリアランス

が殆どゼロなんです、奇跡的というか1/35の中戦車以上なら取付できるよう

サイズ等が設計されているようです。(見た目を重視して正解でした^^;)

 

 

RCメカは1/35パンターからフェルディナントに移植したものと同じ別のバトル

タンクからはぎ取ったメカを取付ました。

後方に単4電池3本ボックスを取りつけギヤボックスとのスペースに基盤を収

めています、けっこうギリギリの状態になりました。

やっぱり電池が一番場所を取りますね、このメカは4.5Vの電圧が必要なので

小型のリポバッテリーが使えないのがつらいですね。

 

 

砲先に発光ダイオードをつけたいのですが、JS-2やフェルディナントのように、

マズルブレーキがあれば着け易いのですが、ストレートな砲身でしかも一本物

のパーツなので穴を開けるのも無理でアクリル丸棒で砲身を作ろうと思います。

これだと根元で発した光が伝わって先が光ますのでこの特性を利用しようとい

う訳です。

 

 

ダイオードはこのように根元に着けて砲盾をつけるとこんな感じで中で光ます。

 

3mmΦアクリル丸棒の外側に余った筒状のパーツを接着してチマチマと削り

込みを行いました。(上の防盾のついたやつ)

最初はパテを盛って削りましたが失敗しました(中央のやつ)

一番下は本当の砲身パーツです。

 

あと砲塔旋回の回路が余るので砲身が左右に振れるようにする改造をしま

した。

ウォームギヤと平ギヤ三枚とクランク機構を組み込みました。

動きはビデオを参照ください。

 

 

さて塗装はどうするか・・・とりあえずダークイエローで塗装はしてみたものの

このままでも悪くないですねシンプルな感じで・・・

しかし結局お決まりの三色迷彩にすることにしました。

 

完成です。

今回はメイク&トライで色々な仕掛けを取りつけしたので、考案から実行まで

本当にチマチマとやったので2週間はかかっています。

実はあとバトルシステム(赤外線発光器し受光器)の取りつけが残ってはいる

のですが・・・今のところ戦闘ごっこをするつもりもないので必要性はないと思

っているのですけどね。

しかし、やればどうにかなるものです、頑張った甲斐があったというものです(^^)

 

では動画もご覧下さい。

 

砲身の振りはもう少し遅い方が良かったですが、これ以上スペースの関係で減速は

無理かとおもいます、モーターに抵抗を入れてみる手もありますが・・・

とにかく通算6度目の可動化工作となり、回を重ねる毎に完成度が上がっているのを

実感します。

※1.ヤークトティーガー 2.パンターA型 3. 38t(未完成)  4.フェルディナント 5.JS-2

 

更に頑張って行こうと思います。