おはようございます
すごく文章が長くなってしまいました
けど、この内容を
後で自分で振り返るためにも残しておきたかったので書いておきます
「ノルウェイの森」
読み終えました
前半も私としては結構刺激的の内容でしたが
後半もすごくって一気に読んでしまいました。
それぞれの登場人物に共感する部分と
すごくひきつけられる部分とがありました。
登場人物たちは
性交渉に対して
罪悪感のようなものはほとんど感じていない。
しかし、それによって満たされているかというと、そうではなく
かえって喪失感やさみしさを感じているように見えた。
それは、彼らの中に「死」というものが存在したからなのだろうと思う。
主人公が恋をする「直子」は、
自分の分身のような存在であった恋人の「キズキ」を失ってから
精神的にも崩れ始める。
「直子」は「キズキ」と2人でいることによって、
成長する時の孤独とかエゴの膨張とか
生の重圧とかをほとんど体験してこなかった。その付けを今払わされているような気がする。と言った。
人はだれもが一人で生まれ、ひとりで死んでいくのに…
2人でその孤独を補い合って生きていた。
生と死は対極にあるのではなく、
誰もがその人を作る構成要素の一つとして
存在する…
「直子」や「キズキ」だけが果たして病んでいたのだろうか。
私たちもどこか歪んでいるし、
色んな便利な世の中になって
余計に恋人に多くを求めてしまったり
物がありすぎて
自分とうまく向き合えなかったり…
で、「死」をどこか遠いものとして解釈している。
「愛すること」とか「性」とか「つながり」とか
どこか軽んぜられているような気がするけど
それはとっても
人を心から動かすものだし、「生きている」ことなんじゃないかと思った。
村上春樹って難しいっていう先入観があったけど
意外とすっと入って行けました
あらためて、色んなことを考えさせられた作品でした
そんなことを考えながら
生きている私たちには、また
朝が来る。