東野圭吾の『幻夜』を読みました夜の街


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『白夜行』のドラマが好きで、原作を読んでみようと思ったのが、


東野作品を読み始めたきっかけでした。


今回読んだ『幻夜』は『白夜行』の続編とも姉妹作とも言われています。


そのことを、全く知らずに『幻夜』を読んだのですが、


主人公が、『白夜行』に出てくる主人公の女性と同じなのではないかと気づいて


より、引き込まれました。


すごく長いページ数ですが、


『白夜行』同様、次が気になって、一気に読んでしまいました。




主人公のヒロインの魔性っぷりに圧巻。


人生を狂わされる男性多数・・・


思い通りにならなければ、殺人もいとわない。


しかも、自分の手は汚さない・・・


同じ女としてただただ「すごい」って思います。


読み終えて、女って怖いなって思いました・・・


私も女だけどねねこ



手に入れるものが増えるたびに


深く濃くなっていく彼女の影に、


こんなんでホントに幸せなわけない、


やがては、その影に押しつぶされて破滅する。そう思ったり、



彼女が自分の進む道を、昼間ではなく暗闇の道をいくと決めたときから


求めている彼女に描く幸せ以外には


なにが起きても、それは彼女にとって痛くも痒くもないのだから、


心が死んでいるとはこういうことなのだと


つきつけられた感じもしました。



人の残酷さ、非情さ、深みにはまっていく感じ・・・


酷い話なのに、どうしても引き込まれていく。


人はきれいごとでは片づけられない残酷さも持ち合わせている存在だからかな。