竜の口の「頸の座」 | 人生の目的とは何か?  人生の目的は 成仏 にある。

人生の目的とは何か?  人生の目的は 成仏 にある。

将来、日本、中国、インド及び 世界中の人々が
必ず実践する究極の方法が、ここに書かれてます!!\(^^)/
他事(邪宗の執着)を捨て、
日蓮大聖人を信じ 南無妙法蓮華経と唱えましょう(^人^)

 

文永八年

 

九月十二日の深夜、

 

日蓮大聖人様は

 

竜の口刑場の

 

「頸の座」に

 

坐し給うた。

 

 

 

 

そして

 

大刀まさに

 

振り降ろされん

 

としたその刹那、

 

凡夫の思議を

 

絶することが起きた。

 

 

 

 

その状況は、

 

日蓮大聖人様

 

御自身が

 

次のごとく

 

記し給うて

 

おられるので

 

拝読いたします。

 

 

「竜の口刑場」付近の砂浜。左方の島が江の島

 

「江の島のかたより、

 

月のごとく

 

光りたる物 

 

鞠のやうにて、

 

辰巳のかたより

 

戌亥のかたへ

 

光りわたる。

 

 

 

十二日の

 

夜のあけぐれ、

 

 

 

人の面も

 

みへざりしが、

 

物のひかり

 

月夜のやうにて

 

人々の面も

 

みな見ゆ。

 

 

 

太刀取り

 

目くらみ倒れ臥し、

 

 

 

兵共おぢ怖れ

 

興さめて

 

一町計りはせのき、

 

 

 

或いは

 

馬よりをりて

 

かしこまり、

 

 

 

 

或いは

 

馬の上にて

 

うずくまれるもあり」と。

 

 

 

 

 

突如として

 

暗闇の中から、

 

巨大な

 

「月のごとく

 

光りたる物」が

 

出現したのです。

 

 

 

 

その光りが

 

どれほど

 

強烈であったか、

 

 

 

練達強剛の

 

太刀取りも

 

眼くらんで

 

その場に

 

倒れ伏した。

 

 

 

その衝撃が

 

いかに

 

凄まじかったか、

 

 

 

 

太刀は

 

いくつにも

 

折れて

 

足下に落ちた。

 

 

 

これを見て、

 

頸の座を

 

取り囲んでいた

 

数百人の

 

兵士たちは、

 

 

 

いっせいに

 

クモの子を

 

散らすように

 

逃げ出した。

 

 

 

 

馬上の

 

武士たちも

 

 

 

馬から下りて

 

畏まり、

 

 

 

あるいは

 

馬上で

 

うずくまって

 

しまった。

 

 

 

もう頸を

 

切るどころではない。

 

 

https://kenshoshimbun.com/issue/220605_belief.html