そして今、日本の広宣流布は、いよいよ最終段階を迎えたごとくであります。
このときに召し出だされ、御奉公が叶うとは、顕正会は何という宿縁か。
御遺命に背いた学会・宗門には、
もうその資格がない。
顕正会は、
御遺命を守り奉って
理不尽な解散処分を受けるとも、
ただ一筋の忠誠を貫き、その死身弘法はついに三百万に及ばんとしている。
この不思議、
ただ日蓮大聖人様の
御守護以外にはない。
この濁悪の日本国に、
日蓮大聖人様に
南無し奉る三百万の
仏弟子の大集団が、
やがて出現するのです。
日蓮大聖人様は
弘安二年八月の
「異体同心事」に
「日本国の人々は多人なれども、
同体異心なれば諸事成ぜん事かたし。
日蓮が一類は異体同心なれば、
人々すくなく候へども
大事を成じて一定法華経ひろまりなんと覚え候。
悪は多けれども一善にかつ事なし」と。
三百万が一結して、
日蓮大聖人の大恩徳を日本の人々に教え
立正安国を叫ぶとき、
日本は必ず動く。
これを思うとき、私は胸が熱くなってまいります。
三百万こそ、広宣流布を決する重大関門であります。
さあ、本年最後の法戦十一月、
明るく共に励まし合い、みごと誓願大突破の戦いを成し遂げ、
何としても日蓮大聖人様に応え奉ろうではありませんか。以上。