ビデオブログ雄介的伝記 -610ページ目

心音

すこし

ギターを抱えて

声を出してみた。

でも

そこには

か細く

ぬけない声があった。

息抜きのはずが

呼吸を止めることになるとは…

したいこともなく

出来ることもない

ギターの弦を握る指先に

食い込む痛みは

だれも聴いていない

音を鳴らしていた…

反射

少し暖かい10月の始め

窓から差し込む光は柔らかく

少しモニターを反射させている

その画面を

ただ

眺めている

眺めているだけなのに

意識はファッと

抜けるよう

立ち眩みの時のような感覚だ

目に映る景色は

すべて紫がかった青になり

また色彩のある景色に戻る…

耳に聞こえる雑踏は

遥遠く離れては戻る…

すこし

誰かに支えて欲しい…

しかし孤独には

これしか居ない…

{91A62FC7-EDB0-4796-9D9B-E0835B944041:01}



徒歩

朝日が眩しく、光が身体に

温もりを与えてくれる。

それは

今日を夢見た人にも

今日に夢敗れた人にも

同じように分け隔てなく

光を注ぐ。

少し申し訳ない気を隠しながら

一歩一歩、足を踏み出し歩くと

行き交う人

仕事に向かう人

学校に向かう人

男性、女性

様々な人が行きかう…

ここで

消えたとしても

だれも気づかない…

だれも気づかない…

だれも…

{F1C93D83-9839-4E8E-AA7A-5DF47E92C342:01}