昨日のお惣菜のお話ですが、スーパーから帰宅後直ぐに冷蔵庫に入れましたがダメでした。

冷蔵庫の温度管理も…温度計入れてるけど全然見てませんでした、、。


冷蔵庫の温度はもう強に変えた方が良いですね…(^-^;


そんな事があったので、今日は細菌のお話をしようかと思います。


この時期ですと情報番組等で食中毒やカビの特集をされたりするかもしれませんが…。

興味が無い方はスルーされて下さいね。



細菌には様々な特徴を持った物がいます。

例えば芽胞という物を付ける事が出来る細菌。

これは加熱しても芽胞で菌が守られている為、死滅しづらくなります。


よくカレーの食中毒で言われてる物がこれですね。


ウェルシュ菌(Clostridium perfringens)という物ですが比較的大きな菌で形は棒状です。
空気に触れるのは苦手な菌で何処にでもいますが土壌なんかに多くいます。
人や動物の腸内なんかにもいます。
悪玉菌て呼ばれる中に入りますが。

そしてこの菌は毒素を作り出します。
この毒素が恐いのです。

菌は死滅しても毒素は残ります。

加熱しても残ります。


以前、腸管出血性大腸菌O157というのが流行った事がありますが、子供やお年寄りが溶血性尿毒症にかかったのも、抗生剤で菌は消えてもこの毒素が体内に残された為なのですね。


そして細菌の増え方は倍倍にどんどん増えていきます。
増えやすい温度は細菌の種類によって多少違ってきますが、20度位から活発化し始め、人間や動物の体温位になると更に増殖しやすくなります。


だから腸内には沢山の菌が保たれているし、敗血症等になると進行が早くなるのですね。



細菌の大きさってどれくらいだと思いますか?


上記の菌だと3~9μmらしいですが、光学顕微鏡においては対物レンズ100倍で白血球が分かるのに対し、細菌では400倍にしないと見る事が出来ません。
もっと特徴等詳しく見ようと思ったら1000倍で見る必要があります。


又次回、違う細菌のお話をしてみようと思います。