授業の合間に2人組のお姉さんに声を掛けられた。「私たち、こっちで日本語を教えているんですが、授業に使う会話文の録音に、男性の声が必要なんです」とのこと。ちょうど次の授業まで40分ほどあったし、おもしろそうなので参加することにした。
「今度の土曜日に、ホストファミリーが歌舞伎に連れて行ってくれるんですが、よかったら、一緒に行きませんか」みたいな会話をテープレコーダに吹き込むんだけど・・・
教室へ向かいながら、ふと思う。
あのー。
ぼく、(当然)大阪弁しかしゃべれませんけど
問題ないんですかねえ。
・・・。
がんばって標準語アクセントを確認しながらスクリプトを読んだ。
たとえば、「歌舞伎に連れて行ってくれるんです」のくだりのアクセントが、「連れて(→)行っ(→)て」なのか、「連れて(→)行っ(↑)て」なのか分からなくて、なおかつ日本語教師2人もそれで混乱してしまって、お隣にいたプロっぽい人にたしなめられたり。
とりあえず変わった体験だった。日本語ってむずかしい。