人というものは大変都合が良くできていて、
全て自分の蒔いた種であっても、まるで自分は被害者であるかのように、
涙を流し、我が身の不幸を嘆くことができるらしい。
1年と数ヶ月前に別れを切り出した自分は、
どのような理由があったにせよ、切り出した側であったのだが、
大いに荒れて泣いて酔って乱れた。
人には見せられない(見られたが)笑ってしまうくらいの揺れっぷりだった。
しかも、当時の仕事は会社のVIP(外人)の接待だったので、
毎日、うちの社長と彼と通訳さんとの間で神経をすり減らしてて、
夜になれば全ての憂さを晴らすかのように別の人になっていた。
人生の中であれだけ頻繁に記憶を飛ばした時期はない。
人のことを思いやるよりも、自分の不幸を嘆く方が楽なのである。
今回はと言えば、結局同じか。
自傷して慰められた気分になってても仕方ない。