【駄文】掃除してみた | ●○ 駄文2.0 ○●

●○ 駄文2.0 ○●

大阪 → ホノルル → ロンドン → ボストン。日々の由無しごとや思いついた事だとかを。

昨日3つだったごみ袋は、今朝の時点で5つになり、先ほどゴミの車に運ばれていった。

ぼくの実家の部屋の散らかり具合には定評がある。その酷さときたら、会社でのぼくを知る人にはきっと想像もできないはず。
逆に、ぼくの部屋を知る人には、会社で朝から商談デスクを拭き、自分のデスクのみならず上司のデスクまで拭き、床の掃除をし、たくさんの帳票と、外出ボード周りまで整理しまくったぼくの姿ってのは想像できない。A型気質っていうのはこういうものらしく、公と私を決して混同しない。仕事場は、キレイじゃないとだめなのだ。一方で、自分の部屋は、別にいいのだ。

実家の部屋が片付かない理由は簡単。モノが多すぎるのから。
本が溢れかえっているのと、昔買った服が収まりきらないのと、いろいろな資料がうまく整理できないことと、大学時代に大量に貯めたCDやMDがあんまり多いこと。あと、誰かからの土産だとか、捨てにくい物がたくさん存在するのが、実家の部屋というモノなのだ。まるで人間には自分の過去を捨てることができないとでも言うように、過去の自分とあまりに密接に絡んだ品々が部屋を占領し、ここはいつしか混沌と化す。幾度となく訪れた大掃除の季節を超えてなお、混沌は混沌のままだった。

だけど今回は、これに立ち向かう必要があった。なぜなら、ぼくがこの部屋にいる期間は、あと17日となってしまったから。
仕事を辞めたとき、2月中の出発を予定していたぼくの留学計画は、変更に変更を重ねた挙句、あろうことか行き先までアメリカではなくイギリスになり、その他いろいろひっくるめて何がどうなることかと危ぶまれた。このままほぼNEET生活に埋もれてしまったら、二度と就職することもできずに、部屋の中から出れなくなるんじゃないかって不安を覚えた。しかしその出発が、ついに決まった。

スケジュールについて言えば、5月から8月末までは語学プログラムを受ける。場所はなぜかハワイ。これを選んだ理由は大学付属の語学コースがちょうどいい期間だったから。お値段も割安。その後9月から、ロンドンに移り、大学院進学準備プログラムなるものを受講予定。これに関しては、まだ入学許可が下りていないんだけど、どうやら何とかなるっぽい。このあと大学院に1年行く予定で、留学期間は合計2年になる。

で、そういう理由で部屋を片付けた。同時にここから運び出すものも選ばなきゃならなかった。ベッドを動かして埃の量に自分で引いた。ブラックボックスと勝手に読んでいた何でも詰め込んじゃう箱も開けて、せきが止まらなくなった。昔懐かしすぎる友人たちの自主制作CDなんて全力でノスタルジーだった。とりあえず箱に詰めてしばらく会うこともないのでバイバイと言ってみた。高校生のときに買った服なんて、なんかもう顔から火が出そうだった。あまり着ていなくてまだ生地は丈夫な物も、もはや着れないから処分した。

とにかく、要らないんだけど、要るような。あっても別に困らないし、その内使えるかもしれないもの、後で見たらにんまりできるようなもの。それが詰まったのが実家の部屋だった。まるで過去の縮図のような空間で、混沌としていて、全部が思い出でいっぱいで、そんなに簡単にキレイに整理できるようなものじゃない。あー、ずっとここにいたなぁと、少し早くも懐かしく思ってみた。

結局は、迷ったものは捨てた。なんかいろいろ気持ちも整理できた感じ。びっくりするほど部屋が広くなった。
また、新しいスペースに、新しい知識を詰め込むのだ。