むかし むかし
『円』が世界で1番強かった頃
その街は移民であふれ
まるで
ゴールドラッシュのようだった…
薬物・ドラッグ
娼婦・性
円・お金
祖国・日本…
私は中学3年の夏、
ラジオから流れてきた1曲に恋をする。
曲名も誰が歌っているのかも全然わからない。
けれども、その音楽はすごく心に残った…。
少したってから
あの曲が誰なのかを知る。
それは架空のバンド『YEN TOWN BAND』の 「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」
映画の中から生まれたロックバンドだった。
初めて1人で見た映画がこの映画だったと思う…。
R指定ギリギリの年齢で入場した。
ドキドキだった。
自分の中にアイデンティティーが生まれるかどうかの頃、
ちょっと怖い話だったけど
汚い世界には見えなかった。

物語の中の彼らはどんな世の中でも『生きる』ことを選んでいた。
夢をあきらめなかった。

この映画は20年以上前の物語。
『援助交際』
『うつ病』
『虐待』
『不登校』
などの言葉は見当たらなかった時代に映画が上映された。
今、この映画を見ても何か通じるような感覚があって、古い感じがしない。
日本の社会問題はどんどん複雑になっているような気がする。
『まだ解決してないよ!』
と映画は私たちに問いかけているような気がする。
この物語はまだ生きている…。
人が幸せに生きるには
どうしたらいいの?
居場所?
身体?
お金?
欲望?
…
歌?
気持ち?
助け?
希望?
よかったら見てください↓



