今回紹介するのは、松岡工房のD-150 です。クラシックギター製作でも有名な”松岡良治”氏が手掛けたマーチンスタイルのドレッドノートモデル。D-41を彷彿とさせるスタイルで、美しい装飾とパワフルな鳴りが特徴です。また、1972年のカタログによると、この個体はD-150仕様のローズウッド(パリサンドル)2ピースとなっているため、D-150と判断しました。ただ、サイドは割れ止めがないため、合板の可能性もあります。
また、ペグはグローバー製のゴールドペグに交換されており、トップ材にも白濁している部分がいくつかあります。全体的に小傷などは見受けられますが、大きく目立った外傷などはなく、プレイコンディションは大変良好です。
松岡工房の縦ロゴはネットでもあまり見かけませんし、珍しいのではないでしょうか。
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(画像2)ブリッジ下に白濁があります。
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(画像4)杢目がきれいです。
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《まとめ》
実は、この個体を買う前にD-200がネットで出ていたのですが、少しの差で手に入りませんでした。もちろんこのギターでも十分満足なのですが、やはり今でもそれが悔やまれます。ある意味で”逃がした魚は大きい”と言わざるを得ません。
《次回のアコギ》
次回の紹介アコギは、S.Yairi YD-307です。