【悪い土】【固い土】は、思い切って捨てる!“お庭の基本”は、土! 土!! 土!!! | 福庭 -ふくにわ- ブログ

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お庭のプロフェッショナル 造園・植木屋 「 福庭-ふくにわ- 」



代表の福田 成生(ふくだ しげお)です。
   

 

 

 

 

東京、神奈川エリア、街ではサクラが綺麗ですね!

 

 

 

 

 

 

 

お彼岸を越えてからの気温が高かったため、咲き始めも早く、散り始めるのもやや早めでしょうか。

 

 

 

サクラは、花の時期が特に限られていて、1年頑張って生きて、春に、一斉に咲いてくれて散る。

 

 

 

花の綺麗さと時間の短さ、その儚さが相まって、日本人にとって、とても大切な植木ですね。

 

 

 

 

さて、東京都町田市にて、土の入れ替え工事を行いました!

 

 

 

 

サクラに限らず、植木やお花、芝生、お庭で作る野菜の家庭菜園など

 

 

 

 

どんな植物を植えるにしても、お庭にある「土」が基本になります!

 

 

 

植木の状態がどんなに良い物を買っても、お庭の土が悪いと、その後の良い生育は見込めず、

 

 

 

場合によっては、枯れてしまう事もあります!

 

 

 

当事務所では、植木のサイズは小さくても大丈夫ですので、

 

 

 

お庭を作る際には、土にお金を掛けましょうとお伝えしております!

 

 

 

悪い土、固い土を入れ替えるためには、やはり高額になる場合が多いです。

 

 

 

しかし、土のいうのは、一度入れ替えますと、一生使えます。

 

 

 

費用対効果、コストパフォーマンスは、長い目で見ると、決して高くはありません。

 

 

 

なかなか買い物して、一生使えるものって、実は少ないんじゃないでしょうか。

 

 

 

今回のお客様も、お庭の土が固く、雑草も生え放題でした。

 

 

 

硬い土は、水はけも悪くし、自分たちで掘ろうとしても歯が立ちません。。。

 

 

 

 

<固まってしまうくらい、固い土>

 

 

<砂利混じりで、固くてスコップでは掘れない>

 

 

 

 

<雑草もたくさん生えてきて、止まりません>

 

 

 

このような状態のお庭、土を入れ替えて、改善してまいります!

 

 

 

1,悪い土、固い土を掘る→処分する

 

 

土を改善したい場所を掘っていきます!

 

 

ポイントは、深さです!

 

 

植木や野菜、何を植えるかにもよりますが、最低でも、20cmから30cmは掘りたい所!

 

 

 

面積に応じて、重機を使用します。

 

 

パイプの周りや破損の恐れがある部分は、人力手堀りで進めていきます!

 

 

 

 

 

 

2、土壌改良材の混入→良く耕す

 

 

 

深さ30cm分掘りとった新しくやってくる入れ替える土に対しての土壌改良も当然行いますが、

 

 

 

この30cmの深さで掘った土の、下にある土に対して、

 

 

 

土壌改良材を使用して耕うん作業(土をたがやす作業)を行います。

 

 

 

深さを無限には、掘れませんので、新しい土の下部分は、水ハケの改良や、微生物の発生

 

 

 

空気が流れ込んで行くように、この作業を行います!

 

 

 

今回使用した土壌改良材は、「チップたい肥」「山砂(やまずな)」の2種類です!

 

 

 

チップたい肥は、枝や葉を細かく砕いた物、栄養価は余り有りませんが、土に良く混ぜると

 

 

 

土が柔らかくなります。

 

 

 

山砂はその名の通り、山で取れる砂です。砂質なので、排水性が改善します。

 

 

 

庭土は、粒子の大きさが違う材料を組み合わせる事がポイントです!

 

 

 

そうする事で、水と空気と根が張れる隙間が出来るんですね。

 

 

<チップたい肥、細かさ・大きさが多種類あります!>

 

<入れ替えは、20から30cmが基本>

 

 

 

 

 

<耕うん機を使って、ひたすら耕します!>

 

 

3,メインとなるのは、黒土と牛ふん等が混ざったたい肥!

 

 

土をすき取った後、下部分を耕したら、その上には、メインとなる土を入れ込んで行きます。

 

 

 

当事務所で推奨している組合わせは、「黒土」、「山砂」、「牛ふん等ミックスたい肥」です。

 

 

 

黒土は、基本となる土で、いわゆる良い土をイメージされると思い浮かぶような色をしている土です。

 

 

 

 

ただし、黒土は、水を含みやすく、雨が降ったりするとネットリとした地面になってしまうため、

 

 

 

 

これを同時に改良します。その際に使うのが、山砂と牛ふん等の栄養がミックスされたたい肥です。

 

 

 

黒土に限らず、土自体には、栄養がありませんので、植木を植えたい、家庭菜園をやりたいと思うと

 

 

 

必要に応じて、肥料分を追加する必要があります。

 

 

 

各植物に併せて肥料を選びますが、基本となるのは、たい肥を混ぜ込む事です。

 

 

 

葉や枝が混ざったチップたい肥では無く、ここでは、牛ふんや豚ぷんが混ざったタイプのたい肥を使用します。

 

 

 

新しい黒土や牛ふん等ミックスたい肥を入れ込んだら、またまた、ひたすら耕うん作業です!

 

<真っ黒なサラサラな、とっても良い黒土>

 

 

 

<牛ふん等が入ったミックスたい肥>

 

 

 

<とにかく、ひたすら、縦横無尽に耕うん機を走らせます!>

 

 

 

4,水勾配を考えて、整地して地面をキレイに均して完了!

 

 

 

悪い土、固いを捨てて、黒土、山砂、牛ふん等ミックスたい肥を混ぜこんで入れたら、

 

 

 

 

整地です!

 

 

雨は、浸透していきますが、出来るだけ表面で水勾配を確保します。

 

 

 

基本的には、家から外方向にやや下るように勾配を付けます、

 

 

 

表面で水勾配をつけることで、水たまりを無くすように出来ます。

 

 

 

 

気持ち良い位に良い土をお庭にいれる事が出来ました!

 

 

 

この状態であれば、買ってきた植木や野菜の状態が悪くても、

 

 

 

しっかり根付いて、自力で、ググーっと良く成長してくれます!

 

 

 

<最後の仕上げは、人の手で丁寧に>

 

 

 

<ビフォア→アフター>

 

 

 

土を入れ替える工事は、大変ですが、その後の効果は著しく変わります!

 

 

 

10年以上経過すると、時間の経過とともに、土がまた固くなりますが、

 

 

 

その後は、希望の場所だけ、耕す作業を行えば、またふかふかとした土に戻ります!

 

 

 

植木やお花、野菜など、お庭で植物を育てようと思うと、植物の種類やお庭の広さに関わらず、

 

 

 

土を良くする事を、ぜひ、お考え下さい!

 

 

 

この度は、ありがとうございました!

 

 

 

 

<今回の工事内容、工事費用、工事期間>
 
・工事実施広さ約80平米、深さ30cm
 
・悪い土の交換工事

 

・工事費用総額:88万円(消費税込、工事代金総額)

 
・工事期間:6日間

 

ありがとうございました!