旅に出るのと、安保法案の成立で。
さっき、安保法案が成立したんやけど、それを報ずる各新聞社、各通信社のネット版の記事の下、
コメントの欄を見ると、安保法案賛成の人が喜びの声、民主党を突き放す様な声が載っとる。
ホントにええんか?何も考えやんと、そんな事ばっかり書いとって。
もしかすると、ほんのわずかな人が、あちこちに書いとるのかもしれんけど。
安保法案が成立したのは成立したけど、その前に何をしてきたか。
1番大きな事は、閣議で憲法9条を勝手な解釈で変更した。
憲法改正する手続きをとって、堂々と国民投票をやって、憲法9条を改正して安保法案を成立させたら、内容は別として、何の問題もない。
憲法改正のための国民投票やと、当たり前やけど、憲法改正だけが焦点やん。
そやけど、去年の衆議院議員選挙は、マニフェストにちょこっと隅っこに書いて、選挙で勝てば、国民は安保法案に賛成しとる、って言える。
そんなの、言えへんのやけどさ、アベノミクスがどうのこうのと言って選挙したんやで。
どうしても必要な法案なんやったら、ちゃんと国民投票して、憲法改正して決めるのが当たり前。
それをしなかったら、権力者による憲法の勝手な解釈が横行する。
憲法なんて、あってないような物になってしまう。
そやから、みんな反対するんよ。デモするんよ。
権力者による憲法の扱い方が、あまりにも酷すぎる。
アメリカに押し付けられた憲法やから、自分らの憲法やないで、好き勝手してもいいんや、って思っとるように見える。
この憲法のおかげで、国会議員は国会議員としておれるんよ。
日本国の大事な憲法を権力者から守らんと、戦争だけじゃなくて、何に関しても「解釈を変えました」って言って壊しかねん。