母は寿命を全うし

枯れきって旅立ちました


健康な身体で病気がなくても

それなりの年齢(90歳代)になると

自然に枯れるのは植物と同じおねがい


母はただ眠っているように見えました


病院と違い介護施設の自室なので

まるで自宅のように母のベッドに

潜りこみ添い寝しましたキューン




さて

父を含め身内6人だけで

静かに送りたいと希望したのですが

小さな式場には霊安室がないため

『友引』を挟む日程では

他の式場の霊安室だけ借り汗

母は一人その霊安室に

預けることになると葬儀屋さん

(私達の宿泊はできない)


それはちょっとショボーン嫌すぎるあせる


そんなやり取りを聞いていた

介護施設側からドライアイスさえ

手配すれば経験あるので大丈夫と

提案していただきましたびっくり





ありがたいことにおねがい

施設のご厚意に甘え葬儀の日まで

施設の自室でニコニコ過ごしました


通夜の代わりに母の側で父と

一日目は私

二日目は弟

三日目は父一人が

それぞれ夜を過ごすことができました


日中はクラシック音楽CDを流し

思い出話をしながら食事したり

母の遺影を選んだり


なんと父は母の戒名も

茶道の名取りなので茶名から

決めていましたクローバー大丈夫なのそれ?



心配した戒名気づき

お寺さんの承認を得ることができました

言ってみるものですねニコニコ

なんというか…キラキラネームキラキラ

(月、華、香、清、風などが入る)


納棺のとき母は白装束ではなく

普段着のままでしたがぽってりフラワー

お気に入りだった可愛い花柄の

スカーフを襟元に巻くと一気に

華やかだった母がよみがえったようで


それまで私は緊張感と喪失感で

泣くことができなかったのですがネガティブ


スカーフ姿の母が愛おしくて

大泣きしました


産み育ててくれて

ありがとう

さようなら

また会う日まで