とうとう
この日を迎えました
母が亡くなりました
もう自宅での介護は難しいと言われ
父は母と別居は嫌だと言い張り
子どもの負担にもなりたくないと
介護度の違う夫婦が同室で暮らせる
介護施設はそう多くありません
やっと見つけた施設で
助けを借りながら暮らした6年目
昨年から母は終末期を迎えたと
主治医には宣言されていました
そして今年90歳を迎えた母は
その日の夕食を父に食べさせてもらい
食器を洗っている父の背を見ながら
(たぶん)
スルリと魂が抜けました
これ以上ない大往生が叶いました
父と弟夫婦とその娘(孫)私達夫婦
少ない人数で笑いながら
弔い準備をしています
施設の方々がお供えしてくださいました