ため息の美しさ
友達から誘われて少し遠い美術館まで
絵本展を観にいった。
兵庫県立美術館は駅から10分ほど歩く。
この猛暑につらい…でも駒子さんの絵を
見たさに水分補給をしつつ午前中の早い
時間からでかけた。
会場は他の絵本展とは少し違い、ほぼ私達と
同年代の女性が占めていて子供は少ない。
(写真はもちろん撮影可のブースです)
画用紙や段ボールに黒い絵の具を下塗りした
上に描かれた子供や動物の独特の雰囲気
美しく、そして芸術までに高まった絵
駒子ワールドにどっぷりうっとり。
可愛いだけじゃない子供の世界。
寂しい気持ちや別れに関する感情。
ときには死が覗く。
最近のわたしは自分を忘れるほど姑のことで
仏壇や、施設入所の荷物にまみれていた。
まだまだそれはこの夏中続くだろう。
きょうは、自分を取り戻し深呼吸したような
穏やかな時間を過ごした。