会社になぜか猫が寄ってくる。
いったい何歳なのか知らんが、どこで生まれてどうやって生きてきたのかよくわからん。
何が楽しくてこんな田舎の化学工場に何度も来るのか、、、、
面倒そうな顔をしていて、玄関前でよく寝ている。こっちが近づいてもまったく逃げない。「何か用?」みたいな顔。
面白がって来客用の菓子を食わせようとしたら、「ぷいっ」という態度で猫またぎしやがる。
でも喉はかわいていたようで、紙コップに水を入れてやったら、激しく一心不乱にぴたぴた舐めていた。
次こそ食わせてやろうと魚肉ソーセージを常備し始めたら、そのとたんに来なくなってしまった。
臨終間際だったのかもしれんなあ。一期一会の美学を達成できんかった。無念。
それと、向かいの会社の独身寮で飼っていた鶏と犬がいつからかどちらもいなくなっているんだけども、食ったんかな。