使い方次第で便利に使える「カッティングプロッター」！
メリットを理解してぜひ活用してくださいね！
こんにちは！
印刷営業歴23年、取り扱った印刷物10,000点以上の
福富康一（福ちゃん）です。
今週のブログでは、「カッティングプロッター」について詳しく解説してみようとおもいます。
福富の所属している大洋印刷（東広島市）でも導入している「カッティングプロッター」は、
うまく活用することで、これまでできなかった印刷物がコストパフォーマンス良く製作できるようになります。
大洋印刷（東広島市）が導入している自動用紙搬送式カッティングプロッター「CE6000-ASF」
自動的に用紙を次々と送ってくれるスグレモノです。
このブログはこんな方に役立つ内容です。
・新しい印刷技術を活用してコストダウンを図りたい方
・小ロットでのシール生産を検討している方
・ちょっと複雑な形状のシールをつくりたい方
それでは、カッティングプロッターの特徴とそのメリットを見ていきましょう。
カッティングプロッターのメリット
●刃型をつくらなくてもデータからカッティングができる
・刃型代がかからないため、小ロットでも低価格でカットが可能です。
●精密なカットが可能
・木型ではカットできない精密なものにも対応できるため、小ロットで複雑なカットをしたい場合に最適です。
●複数の形状を1シートでカットできる
・ 通常のシール印刷では同じ形状で大量にカットすることが一般的ですが、カッティングプロッターではA3サイズのシートに複数の模様を組み合わせて印刷できます。そのため、オリジナルグッズや複数の形状のシールを一度に作成する際に便利です。
●小ロットから大量ロットへの切り替えが容易
・ 一般的なシール印刷では1000枚以上の作成が必要ですが、カッティングプロッターでは100枚や500枚などの少量からスタートでき、需要に応じて大量生産に切り替えることが可能です。
●オンデマンド印刷との相性が良い
・ 小ロットカラー印刷に強みがあるオンデマンド印刷と組み合わせることで、CMYKの4色印刷などもコストダウンが期待できます。
カッティングプロッターのデメリット（注意事項）
●オンデマンド印刷ができることが前提
・オンデマンド印刷が可能な用紙でなければ対応できないため、透明PETやユポなどの薄いフィルム素材には対応できないことがあります。主にアートタックやミラコートタックなどの紙素材のシール紙が使用されます。
●大量ロットに切り替えるときは精度の違いに注意が必要
・刃型を使った抜きよりも精密なカッティングが可能ですが、ロットが増えて刃型抜きに切り替えると同様の精度が保てない場合があります。ロットが増える可能性がある場合は、事前に凸輪などの技術的な切り替えが可能かどうかを確認しておきましょう。
あとがき
いかがでしたでしょうか？カッティングプロッターは、新しいシール印刷の選択肢として非常に便利です。その特徴を理解し、あなたの作りたいシールをより魅力的に、コストを抑えて作ってみてくださいね。
とはいえ、わからないこともたくさん出てくると思います。
そんなときには、ぜひお気軽に私たちの印刷会社までご相談くださいね。
質問や相談がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
福富がいる大洋印刷（東広島市）は、相談できる印刷会社のひとつ。
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最後まで読んでいただいてありがとうございます！
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