用紙の種類や箔の色など、様々な素材を選んで世界でひとつのオリジナルパッケージを作ってみませんか?!
こんにちは!
印刷営業歴23年、取り扱った印刷物10,000点以上の
福富康一(福ちゃん)です。
質問いただきました!ありがとうございます。
素材を選びたいんだけど?何が選べますか?
用紙、箔色、特色インキなど自由にカスタマイズできます!
紙箱をオリジナルで作る時、
素材をカスタマイズすることができます。
・紙箱をつくるための基材になる『用紙』
・箔押しするときには『箔フォイルの色』
・印刷するときにはカラー4色のインキの他に、『特色インキ』を選ぶこともできます。
その組み合わせは無限大。
ぜひあなたの商品にぴったりの素材を見つけて
世界でひとつのあなただけの紙箱を作ってみてくださいね。
POINT.1用紙を選ぶ
紙箱の用紙を選びたい!
でも紙箱の用紙は何でもいいというわけではありません。
ある程度の厚みと強度が求められます。
まずは実績があって、紙箱によく使われる用紙をご紹介します。
この中から選ぶことがオススメですが、他にもご要望があれば相談してみてくださいね。
・コートボール
よく使われる一般的な厚紙です。
表面は白く、裏面はグレー。
古紙配合率が高く、リサイクルに配慮された厚紙です。
厚みは270gから550gまでが紙箱としてはよく使われます。
厚みにバリエーションがあるので、中に入れるものの重量に応じて選べます。
裏面がグレーでよければこの紙を使うことが多いです。
・ジェットエース
裏面が白色の厚紙です。
環境リサイクルに配慮された用紙で、厚みも260gから550gまでが紙箱としてはよく使われます
裏面が白色なので、高級感のあるイメージになります。
化粧品やドリンクを入れる箱など、販売単価の高い商品の用紙としておすすめです。
・アイベスト
裏面が白色の厚紙ですが、こちらは裏面も表面同様に印刷適正が高いです。
両面印刷をしたい時などにおすすめです。
・クラフトボール
表面が茶色の厚紙です。
ナチュラルな風合いの仕上がりになります。
印刷するとインキが紙に染み込みますので、それを踏まえてデザインするのがポイントです。
独特なクラフト紙の風合いを活かした仕上がりを目指したい時に検討してみてください。
・ファンシーペーパー系
エンボスがかかっているファンシーペーパーの中にも、紙箱用途で使えるものがあります。
マーメイドや、ケンランなどは紙に色が付いています。独特な風合いを活かしてみてください。
採用する前に、サンプルカットで強度テストを忘れずに。
POINT.2箔フォイルの色を選ぶ
箔押しをしたい。
そんなときには箔の色にもこだわってみてはいかがでしょうか?
箔押しで一番人気があるのは、やっぱり「金箔」。
箔押しっぽい、高級感のある質感を紙箱に与えることができます。
ところが、箔押しの色は「金箔」だけじゃなくて、
他にもたくさんの色があるのを知っていますか?
実はこんなにたくさんの色があるんです。
普通の色は スタンダードメタリックカラー
特別な色は スペシャルメタリックカラー
そして、高級感あふれる ホログラムカラー
いつもの金箔を少し違う色にカスタマイズすると、
あなたらしい特別な印象を与える紙箱になるかもしれませんよ!
箔フォイルの色については、福富のいるパッケージ印刷会社の『大洋印刷(東広島市)』のウェブサイトに詳しく書いたブログを用意しています。
よかったら見てみてくださいね。
↓↓↓
あなたのオリジナルパッケージにピッタリの箔色を選んで、
特別な印象の紙箱を作ってみてくださいね!
STEP.3特色インキを選ぶ
特色(とくしょく)インキを知っていますか?
オフセットカラー印刷では、
「シアン」「マゼンタ」「イエロー」「ブラック」の4色のインキを使って様々な色を再現します。
それぞれのインキの頭文字をとって、
『CMYK』 とも言います。
実は、この4色以外にも、インキがあります。
それが、特色インキです。
職人さんが練ってつくるときもあります。
特色インキは、CMYKカラー印刷と異なり、
印刷したいそのままズバリの色で印刷ができます。
カラー印刷では小さな網点の集合で色を表現しますが、
特色印刷は網点ではなく、表現したいそのままの色で印刷します。
だから、特色印刷は、
カラー印刷では再現できない豊かな色彩を表現することができるんです。
例えば、薄い緑色だとこんな感じです。
左側かカラー印刷。右側が特色緑インキでの印刷。
特色インキを使えば、あなたが表現したい色を鮮やかに印刷することができるかもしれませんよ。
特色印刷とカラー印刷の違いをもっと知りたい!と思ったら、
こちらのブログも見てみてくださいね。
↓↓↓
あとがき
せっかくオリジナルで紙箱をつくるんだったら素材にもこだわりたいですよね。
でも組み合わせが無限に考えられるので選ぶのが大変です。
しかも選んだ素材が紙箱として機能するかどうかなど、
気をつけないといけないポイントもあります。
素敵な紙でも強度が足りずに箱として機能しないなど、
トラブルが起きたら大変です。
そんなときに頼りになるのが相談できる印刷会社です。
あなたの想いをカタチにするのが、印刷営業である私達のお仕事。
印刷営業は既にある『モノ』を売るのではなくて、今はまだカタチの無いパッケージをあなたと一緒に作っていくのがお仕事です。まずはしっかりあなたの想いをヒアリングして、予算に応じた最適な提案をさせていただきます。
福富がいる大洋印刷(東広島市)もそんな相談できる印刷会社のひとつ。
気になったあなたはぜひ下のリンクからホームページを覗いてみてくださいね!
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
福富に相談してみたいと思ったら
福富がいる印刷会社は、広島県東広島市の「大洋印刷株式会社」と申しまして、
トムソン箱を社内一貫生産ができます。
60年以上の実績のあるパッケージ印刷会社です。
図面作成!見積もり依頼!初めての方大歓迎です!!
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