2024パリオリンピック開幕 | ふくきゃぷてんの日記

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日常から離れて雑記をツラツラと。

 

開会式のダイジェストを探してみた 

 

日本時間で7/27の未明にパリオリンピックが開幕した。

開会式をLiveで見ようか迷ったけど、

翌日以降にダイジェストが流れるだろうということで
当日は寝て、翌朝探して見てみた。

TVerで少しずつ公開されているけど、まだ揃っている感じではないので
たまに探して見てみようかなと思う。

とりあえず翌日の夕方になったくらいのタイミングで
12分にまとまったダイジェストを見た感じだと
良い開会式だったんじゃない?ニコニコと思った。

 

 

今回開会式に興味を持った理由 

 

いつもはオリンピックの開会式に全く興味を持たないのだけど
今回興味が湧いたのはスタジアムを作らずにセーヌ川で開催するという話だったから。

東京オリンピックの時に自国ということもあり強く認識したけど

オリンピックの開会式等の施設が、その後うまく使われなくて

費用対効果が合わないことが多いというのは非常に問題だと、その時に認識した。


たしかに考えてみれば

約200の国が集まり、多数の競技が行われる大会の開会式なので
選手も応援者もそれなりの人数になる。

 

通常、国際大会はある一つの競技とか1ジャンルの競技(陸上、水泳など)で

その関係者が集まる。

 

それを賄える施設はあっても良いのだろうと思うけど

多数の競技で世界から人が集まるというのは考えてみればオリンピックくらいしかないのかもしれない。

これを賄えるスタジアムなんて普段は使わないよなぁ。

 

そう考えるとオリンピック開催国で開会式のスタジアム建設が問題になるのはよくわかる。

 

そこにしか無い土地・建物、歴史で独自性を表現する 

 

解説の人曰く、夏季オリンピックでスタジアム以外で開会式を行ったのは

今回が初めてだったとのこと。

 

セーヌ川に国ごとに選手を乗せた船を通すというのは

警備の面では問題が有ったのかもしれないが

前述の費用のことも含めて考えると妙案だと思った。

 

パリにしか無い土地や建物

パリにしか無い歴史

こういうものを使う限り、その国らしさを表現できる。

 

逆に、中途半端に近代的で他国にもあるものを使えば使うほど

中庸な物が出来上がるなと改めて思った。

 

このあたり、今回は美味かったんじゃないかと思う。

 

2021年の東京オリンピックは直前まで色んな意見が出て

開会式の演出が二転三転した記憶。

日本文化を表現しようとしていたけど

一本の太い幹のようなものがない状態で

日本文化をゴチャゴチャ集めた記憶だったな~

日本って大きなイベントの演出が下手くそなのかなぁ・・・

 

多様性の表現 

 

私はまだ詳細を見れていないけど

ショーの最後のあたりでLGBTQの表現があったらしい。

Twitter上の反応では、この演出に対して酷評が多い様子だった。

この点は後日見てみようと思う。

 

それ以外で興味深いと思ったのは

セリーヌ・ディオンやレディーガガやカール・ルイスなど

必ずしもフランス出身の人で登場人物を固めていないこと。

 

上記はアメリカに縁のある人だけど、

私が知らないだけで、他国のVIPも参加していた様子。

こういう人選は大胆だな~と思った。

 

あと、よく考えてみれば、日本人のレジェンドがここに含まれていなさそうで

その点は何だか残念だな。

 

最後に、5年前に縁あってパリに行った。

その際に黒人の人が結構多い国なのだと印象が変わった国でもある。

今回の登場人物を見て、聖火を最後に点灯するランナーが黒人の人であったことなど

きちんとパリという国の多様性を表現しているなと思った。

 

これから約3週間、大会が開催される。

見どころの多い大会になると良いな照れ