令和六年五月二十六日 自午後二十一時 占筮
秋篠宮家 悠仁親王殿下について、秋篠宮家へのパッシングなど気に留めずにおりましたが、FBでの記事から、ご無礼とは存じましたが占筮致しました。
略筮法
巽下離上 火風鼎 六爻 上九でございました。
鼎。元(吉)亨。
鼎は、元いに亨る。
古代中国において鼎は王者の権威の象徴。最も重要な器物なのであります。それは神を祭り賢者を養うための器なのである。
彖曰。鼎。象也。以木巽火。享飪也。聖人享以享上帝。而大享以養聖賢。巽而耳目聡明。柔進而上行。得中而應乎剛。是以元享。
彖に曰く、鼎は、象なり。木を以て火に巽(い)れ、享飪(ほうじん)するなり。聖人享(ほう)して以て上帝に享(ほう)して、大いに享して以て聖賢を養う。巽にして耳目聡明。柔進んで上り行き、中を得て剛に応ず、是を以て元(おお)いに享(とお)る。
*彖伝を読めば解説などむようであります。
上九。鼎玉鉉。大吉。无不利。
上九は鼎の玉鉉あり。大吉。利(よろ)しからざるはなし。
象曰。玉鉉在上。剛柔節也。
象に曰く、玉鉉上に在り、剛柔節するなり。
上九は鼎の形の一番上で、鼎の吊り環、鉉にあたる。陽爻が陰位におるので剛柔うまく調節できるのである。剛毅の中に温かみがあれば大吉である。
*然るべき地位に相応しいお方であります。
それにしても易というものは不可思議で在ります。占筮は非科学的だと仰せに為る方もありますが、私思うに、未だ科学の至らざる領域ではなかろうか、否、真に筮法を学び進めて行けば科学的と言えるのではなかろうか、とおもうのであります。