こんにちは。風子(ふうこ)です。
今回は、私も作っている「ビオトープ」について解説していこうと思います!
ビオトープとは
そもそも「ビオトープ」という言葉を聞いたことがない方も大半だと思うのですが・・。
ビオトープ=野生生物の生息する空間です。
ビオトープの語源は、ドイツ語の、ビオ(生き物)、トープ(場所)を組み合わせた造語です。
いま、環境破壊が進む中、小学校や企業等でも取り入れられている取り組みなので、「知ってる!」「昔学校にあった・・。」「近所にあった!」という方も多いと思います。
そこで、今回は、ベランダでできる、「ミニビオトープ」の作り方を解説していこうと思います!
ビオトープの材料
まず、どのくらいの規模か、を決めましょう。
ベランダを圧迫したくない、お試しで小さいものからスタートしたい、という方は小さめの睡蓮鉢など、大規模にやりたい、敷地がある、学校や企業で行いたいという方は大き目の容器を使うのがおすすめです。
そしていよいよ材料調達です。
・水草 ・容器
・魚 ・底砂
この四つは最低でもそろえましょう!
特に、容器は初心者の方は陶器がおすすめです。私が作ったビオトープでは、プラスチック製のものに入れていた魚は夏、水温が高すぎて死んでしまっていました・・。
※日陰に置く等、対策をしっかりすればプラスチックでも全然大丈夫です。
水草は、浮草メインでやると管理しやすくていいです!日陰になってくれますし、お手入れがしやすい、見た目もいいというメリットもあります。
底砂は、入れる・入れないという賛否両論がありますが、私は入れたほうがいいと思います。
私は掃除が面倒なのと、根を張る水草を入れていないので使用していませんが(部活のビオトープには使用しています)、鑑賞を楽しみたい方、根を張る水草を入れたい方、水をきれいにしたい方(バクテリア等の住処になります)は絶対入れたほうがいいです!
そして魚。私は用水路からとってきた魚を飼育していますが、初めはメダカがおすすめです。
理由としては、水温の変化に耐えられる、鑑賞も楽しめる等があります。また、エビ、貝などを入れておくとコケを食べてくれるので重宝しますよ!
設置方法
材料がそろったら、いよいよ設置しましょう!
1.風通しがよく、程よく日が当たるところに容器を置く
植物が光合成するためにも、日光は必要!ですが、日が当たりすぎる場所だと水温が急激に上昇します。その時はすだれ等で日光を程よく遮りましょう。
2.底砂、植物(根が張るもの)を入れる
まずはレイアウトを考えましょう。植物は、ポット、植木鉢等に入れてから容器に入れるのもおすすめです。
3.カルキ抜きした水or汲み置きの水を入れる
水道水をそのまま注ぎ、魚を入れると魚に悪影響を及ぼします!
カルキ抜き用の薬もあるので、時間のない方はそれを投入しても構いません!
※このとき、底砂が舞わないようゆっくり水を注ぎましょう。
4.魚を、水慣らし後入れる
できれば3の後一週間ほど置くのがベストです。
魚の入った袋を容器の水につけ、20分後くらいに容器の中にそっと放しましょう。
まとめ
今回は、身近に自然が感じられる、ビオトープ作りについて解説しました!
私も部活・プライベートで行っているのですが、環境について考えることができ、ビオトープ作りを通じて様々な年代の方と親しくなりました。
皆さんもぜひやってみてください!
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私がなぜビオトープを作ったか、ビオトープの管理方法については次のブログに書こうと思います!!