努力は報われないと認めよう
「努力は必ず報われる」
と、いう方もいますが本当にそうでしょうか?
どんなに頑張って勉強しても
本当の天才には勝てないこともあります。
なかなか順位が上がらない、点数が上がらないなど
いろいろ失敗に終わるケースもあると思います。
ではどうすればいいのか、
それを解説していきます。
戦略家になろう
一度、現実を受け止めるのも大事なことです。
努力にしがみついても
成長をストップさせてしまうこともあります。
なかなか成績が上がらないのに同じ勉強法を
繰り返してしまう人はたくさんいると思います。
それはなぜか?
変えてしまうことでもっと最悪な事に
なることを恐れているからです。
人間は変化を嫌います。
ずっと同じであることのほうが楽で安心できるのです。
しかし、大切にしなければいけないのは
努力は報われないと認識したうえで
「戦略」を立て直すことが非常に重要です。
正しい戦略の立て方
① 達成しやすい目標を立てる
高い目標を持つのは大事ですがそればかりを狙っていても
到底たどり着きません。
目標に行かなかったときの自己嫌悪感も
半端なくなります。
人は高すぎる目標を前にすると志向が停止してしまいます。
どうやってその目標に行けばいいのかわからなくなるのです。
北海道から沖縄までを自転車で挑もうとしているのと同じです。
先が見えにくいのです。
これではなかなか達成感も得られず
マインドセットも切り替わらないままです。
そこで、高すぎる目標はいったん忘れて
「昨日より1時間長く勉強しよう」
「単語を20個覚えよう」
「一日10ページ進めよう」
など、達成可能な目標を設定してください。
達成率70~80%がおすすめです。
② 目標までのステップを明確にせよ!
「昨日より1時間勉強したら10分休憩しよう」
「単語20個覚えるまで頑張ろう」
「一日10ページできなかったら腕立て50回」
など、毎日のルーティンを具体的に決めてください。
細分化することで
何をすればいいのか、より明確になり
行動しやすくなります。
③ 戦略をレビューする
戦略をレビューするのは本当に大切です。
目標達成できなかった理由は何だろう?
逆に目標達成できたのは何がよかったのだろう?
など、いいも悪いもすべてレビューします。
こうすることにより、自分が少しずつ
1歩進んでいく実感が生まれ
小さな勝利の体験をいっぱい作ることができます。
どうせダメなんだと思わず、成長マインドを構築していこう!
自分に優しくなろう
失敗を認めたら、自分に優しくなることも重要です。
厳しいことも必要だが、それだけで人間成長しません。
成長するためには
失敗してもポジティブな言葉に変換させる必要があります。
自分の失敗をそんなに深刻に受け止めず、
かといって全くノータッチというのもよくはないです。
あくまで失敗をポジティブにとらえ
間違えは新たな学習として扱う必要があります。
しかし、どうしてもポジティブになれないというときは
別の方法も試してみてください。
その一つにセルフコンパッションというのがあります。
思いやりの事です。
失敗したときなどは
優しい言葉をかけるようにしましょう。
これは自分に対してです。
自己否定が多い人ほど
セルフコンパッションは有効に働きます。
友達を励ますように
自分自身を励ましましょう。