野村監督の名言として知られる言葉ですが、
もともとは江戸中期の肥前平戸藩主の松浦静山の『甲子夜話』にある言葉らしいです。
奇跡と思われるような偶然の勝ちはあるが、
負けることに偶然はなく、そこには原因が必ずある。
だからこそ、勝ったことではなく、
負けたことを分析し、次の戦いの教訓とせよ。
このような意味だと思います。
受験でも同じことが言えるなぁ。
「偏差値40から東大へ!」とか、「学年ビリから○○大へ!」なんてよく聞きますが、
うちの生徒達には、
「参考にするな!奇跡はある!他人の奇跡が自分にも起きると思うな!」
と言っています(笑)
そうなんですよね。奇跡的な合格ってありますよね。
合格の方法って千差万別、人それぞれあるので、
他人の成功体験はあまり参考にならないなぁと思っています。
でも、失敗は違います。不合格だった人たちには、
明確に共通点や法則があると思います。
たとえば、基礎をおろそかにして難易度の高い問題に取り組みすぎたとか、
5文型を理解せず単語力だけで乗り越えようとした、とかです。
実は僕自身も、勉強に関して、いろんなことに「何で?」とひっかかったり、
非効率的なことをやっていて時間切れだったりと、
順風満帆というわけではありませんでした。
そんな経験があるから、今こうして塾で教えてられるのかもしれません。
失敗に学ぶことは、自分の嫌な部分と向き合うことになるので
勇気のいることですが、それから得られる財産は多いと思います。
大阪市生野区にある、朝から勉強できる学習塾
学習塾Fukko