ことわざや慣用句、故事成語なんてどうやって勉強しましたか?
塾生から「慣用句がテストに出てきてわからなかったから点数が低かった…」なんて言われると、「なんで知らんねん!?」とか思っちゃうんですが、一体どうやって慣用句などの知識って増やしていけばいいんでしょうか。何年生だからこれくらい知っておこうなんて基準があるわけでもないだろうから難しいです。
自分は中学生のときから吉川英治の歴史小説を結構読んでいたので、自然と故事成語や慣用句などは頭に入って来ていました。なので、意識して勉強したことがないため、どうしたら子どもたちにもこれらの知識を与えることができるかなぁと考えなければなりません。「本を読め!」ということはできますが、やはり時間がかかるため即効性には欠けますし。難しいです。
ということで、ドリルなどをやるのですが、この勉強、実はめちゃくちゃ楽しみにしています。というのも、毎回、珍回答続出だからです。先日の授業で出てきた珍解答を紹介します。
問題: □の中に、漢字一字をいれて語句を完成させなさい。
①一炊の□
珍解答: 米!
コメント: 「炊」の字が「炊飯器」に使われていることに気づいたからでしょうか…。米て。どういう意味?ご飯一杯ってこと?
②覆□、盆に返らず
珍解答: 面!
コメント: は?覆面の人がお盆に帰省せえへんってこと??
③背□の陣
珍解答: 中!
コメント: え?背中でどんな戦が繰り広げられてんの??ノミの戦?
④□事が万事
珍解答: 人!
コメント: いやぁ、真実かもしれない。合ってますよね。人事って一番大事だと思います。
以上はほんの一例なんですが、毎回おもしろい解答が出てきて楽しませていただいております。楽しんでいちゃいけないのでしょうが…。それよりも、わからないなりに答えようとする姿勢は素晴らしい!この調子で、間違いを繰り返しながら、楽しく知識を詰め込んで行って欲しいです!
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