日曜日に行われた2019年度第6回五ツ木模試ですが、感触はいかがだったでしょうか。
うちの塾生たちはどうだったのでしょうか。結果が気になって仕方ないですね(;^_^A
自分で解いてみた感想ですが、全体的に発想力が必要な問題が多い印象を受けました。
以下、大問ごとの感想と、今後の課題です。
大問1【計算問題】
これはいつも通り注意力が大事な部分です。
しかし、注意力だけではなく、細かい計算に入る前に、見通しを立てて
工夫して計算しなければならない問題もありました。(3)や(4)などは、
いきなり計算をしだすと、計算ミスをしてしまいそうな問題でした。
まずは、分配法則を使ったり、共通因数をくくりだしたりしながら、
シンプルな形に整理整頓をしてから計算することが大切です。
そうすると、驚くほど簡単な問題に変わります。
教訓:計算問題はいきなり計算せず、事前準備が大切!
大問2【小問集合】
(1)、(2)の方程式は確実にできておきたいですね。
解の公式は当然覚えておきましょう。また、因数分解もできなければいけません。
(3)は発想力です。まともに計算することはできません。a+b+c=0を変形し、
与式に代入して簡単な形に変えて値を求めます。
(4)の確率の問題は、思いつかなければすべてのパターンを書きだします。
(5)規則性の問題は一次関数の問題です。最悪数えれば解ける問題もあるので、
あきらめずに点数を取りに行きましょう。
しかし、この手の問題は公立高校入試でも頻繁に出題される傾向があるので、
しっかりとできるようになっておきましょう。
以上、小問集合では、様々なジャンルが問われています。これに対応するには、
やはり普段からの演習量が必要と思います。また、実際に問題に接する際に、
紙とペンを使い、書いて問題を解くようにしましょう。とにかく頭だけでなく手でも解く!
という姿勢が大事だと思います。
教訓:数学が頭と手で解くもの。普段から書いて解こう!
大問3【関数】
それほど難しい問題ではありませんでした。ただ(4)②は少し思考力が問われる問題だと思いました。等積変形の考え方を知っていたかどうかで解答できたかが分かれたのではないでしょうか。
教訓:関数は出題者みんな大好き!得意分野にしていこう。
大問4【図形】
(1)角度の問題でした。基本問題です。
(2)おうぎ形の面積は、苦手意識を持っている生徒が多いですが、比例式で考えると、割と楽に理解できます。
(3)(4)の2問は、今回いちばん発想力が問われた問題だと思いました。この問題は、試行錯誤を繰り返すか、以前に似たような問題に当たったことがあり知っていたかのどちらかでなければ思いつかないんじゃないかと思います。
このような問題に対応できるようになるためにも、普段から書いて書いて書きまくって問題を解くようにしましょう。また、考え続ける持久力も養っておきましょう。
教訓:図形は発想力がとても大切。ひらめくまで線を書きまくろう。
以上、今回の五ツ木の模試の感想でした。
これからがいよいよ正念場です。しっかりがんばっていきましょう。
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