中学入試から始まり、これまでいろいろな試験を受けてきました。
とくに、30歳以降は国家資格をいくつか取得したりして、
若いとき以上に勉強に前向きになっているように感じます。
この経験から、自分の勉強のやり方を振り返ってみると、
「インプット3・アウトプット7」だったように思います。
つまり、教科書や基本書は、内容理解のためだけに読み、
完ぺきに理解できていない状態でもいいから、問題を解くようにする。
問題を解いていると、教科書や基本書で理解が曖昧だったところが、
だんだんはっきりと理解できてくる、というふうに資格勉強をしていました。
塾生にも、説明はわかりやすく端的にし、あとは繰り返し問題を解き、
やり直すことを勧めています。
「インプット3・アウトプット7」。割合は絶対的なものではないでしょうが、
勉強、とくに試験の問題を解くという意味での勉強においては、インプット以上に
アウトプットが大事でしょう。
また、アウトプットの仕方も大事になると思います。
やりっぱなし解きっぱなしで、復習をしない、問題を分析しない、自分の答案を省みない、
これではアウトプットの効果は半減以下と言えるのではないかと思います。
ただひたすらに、問題を解き、丸付けをするだけの作業になってしまい、
応用力が身に付かないと思います。
必ず「自分がどこで間違えたのか」「どの部分の理解が曖昧だったのか」をはっきりさせて、
次回、問題を解くときには間違えないようにすることが大事だと思います。
勉強のやり方を間違えずに、良い結果を出せるよう塾生たちには頑張ってもらいたいです!
今週は私立高校入試。今月末は公立高校特別選抜入試。あっと言う間に公立高校一般入試です。