子供も手がかからなくなっていざ自由

若い時にあれだけ焦がれたおひとりさまの自由をしようと思ってもその勇気がなかった


電車に乗ろうと思っても外食しようと思ってもなかなか勇気が出ない


子供を連れていた時は電車に乗るのも外食も怖気づかない


母親の私がリードしないといけないから気持ちが強い


だけどひとりになると…

しばらく電車に乗らない間にいろいろ変わってる

昔みたいにそのへんに駅員さんがいて分からなかったら聞けばいいという雰囲気でもない

流れに乗れなければ人に迷惑をかけるかもと怖気づく


外食も店によってみんなが知ってる当たり前のルールがある


いつか子供を連れてあるうどん屋に行った時

店内に入った瞬間に1列に並んで少しずつ前に進んでいく

進みながらお盆をとり…注文したり天ぷら おにぎりなどを取ってうどんを渡されて会計

よく分からない状況で前の人に集中して真似してやっと席についた

肉うどんだったけど…何かだしがないし味が薄いし…変な気分で食べているとやっと気付いた

席につく前にカウンターによってだしはセルフで入れるんだったみたい


カフェで自信満々にアップルサイダーって頼んだ物は…アップルタイザーですねって言い直された


こんな失敗もおひとりさまじゃなかったら笑い話になる


だけどこれをひとりで経験すると凹むだけだろうな


でも負けない

おひとりさま満喫するぞって


まずは行き慣れたお店から外食をはじめた

図書館にも行ってみた

次は電車に乗ってみよう


まだまだおひとりさまを楽しむというより…おひとりさまの訓練


数年後には旅行だってひとりで行けるようになっていればいいな