fukinfukinのブログ

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日記・映画感想・雑記・イラストなど・・・

 

 

86点
 

 

ひとり海辺のバカンスに訪れたレイダ (オリヴィア・コールマン) は、ビーチで若い母娘から目が離せなくなります。彼女たちの目につく関係 (そして騒々しくて横柄な大家族) に動揺したレイダは、自分が未熟な母親として恐怖と混乱でピリピリしていたころの記憶に押しつぶされそうになります。そして、衝動的に起こした行為が引き金となり、レイダは心の中の奇妙で不気味な世界へ迷い込んでしまいます。若いころに母親として尋常ではない選択をしたこと、そしてその選択がもたらした結果に対峙することを余儀なくされます。
 
マギー・ギレンホールが初監督として、エレナ・フェッランテの小説の映像化にチャレンジした「ロスト・ドーター」。出演は、ダコタ・ジョンソン、ジェシー・バックリー、エド・ハリス、ピーター・サースガード、ポール・メスカル、ダグマーラ・ドミンチックほか。
 
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大学で教鞭をとるレダが、バカンス先で向き合いたくなかった自分の過去に
引き戻されてしまうサスペンスドラマ。
 
好きなブロガーさんの記事を読んだことで、ずっとスルーしてたのに
興味を持って観た。
 
 
 
主演のオリビア・コールマンがレダを演じている。
ロスト・ドーター_b0138923_10231361.jpg
今回ネタバレですよ。
 
 
 
 
 
 
ルンルン気分でやって来たバカンスのビーチで、ゆったり過ごそうとしていたレダの前に
何やら大家族がゾロゾロと大騒ぎしながらビーチにやって来る。
 
 
 

ロスト・ドーターのフォトギャラリー画像(4/30)|MOVIE WALKER ...

 

「はあ???何なの、静かに過ごそうと思ってたのに」と怪訝なレダ。
 
ロスト・ドーター_b0138923_10231361.jpg

 

 

その大家族の中心人物の中年女性が、その場所を譲れと言う。
自分たちがまとまって陣取りするから・・って。
 
レダは、その要望にきっぱりとNO!と言う。
なんで私があなたたちのために動かにゃいかんわけ??と言うわけだ。
 
大家族はレダを非難する目でもってみんなで睨むのだ。(=゚ω゚)ノ
 
このシーンで面白かったのは、この作品の感想をあげてる方たちが
レダのNO!に「よくやった!!!」と言う意見と
「偏屈!!」と批判してる意見があった。
 
私は、このシーンで「おお!!レダ。かっこいい♬」と
思った。
自分がレダだったならまず、場所譲っちゃうのよ。( 一一)
こっちは一人だし、場所はほかにもあるし・・・と
相手が正しいこと言ってるように思ってしまうのよ!!!
 
でも、本当は「なんで私を動かすねん!!!」とちょっとむかついてたりするのよ!
 
でも、これ、このドラマのレダと言う人間性を現せているんだよね。
自分を押し通すって性格。(=゚ω゚)ノ
 
 
その大家族には、の中心人物らしき42歳の妊娠中の女性がいて、
「さっきはごめん。これ食べて・・私の誕生日なの」とケーキを
一切れ持って来てレダに家族や出身地などを聞く。
 
「おめでとう」とレダは質問に答え、20代前半の娘が二人いることも話す。
それでも、心は何処か頑なな感じに閉じたまま。
 
そんなレダはその大家族の中に、小さな女の子を持つママを見つけて
かつての自分がママだった頃を思い出す。
 
ダコタ・ジョンソン演じる若いママ、ニーナに目が行くレダ。
 
わがまま言う自分の娘に手を焼いてて、母親業に疲れている様子を
どうしても追ってしまう。
 
ロスト・ドーター」"The Lost Daughter"(2021) - CINEMA MODE
 
 
 
このニーナのように、私も娘には手を焼きっぱなしだった・・・と
思い返す。
 
二人の娘を、育児ノイローゼになりそうになりながら
論文に没頭したいと焦燥するレダ。
 
そしてその論文は認められ
やがて家庭を顧みることなく仕事に夢中になって行く。
その仕事の先には、男がいたからよりその時間に溺れていく。
 
相手は自分を認めてくれたグッと年上の教授?学者??
 
 
ふたりの娘を夫と自分の母親に任せて
レダは3年ほど娘、ビアンカとマルタを手放した時期があった。
 
その後悔が、このバカンス先で不本意にもありありと甦り
大家族たちの若いママ、ニーナに自分を投影するようになる。
 
途中ニーナの娘が、みんなのいるビーチから姿を消して大騒ぎになる。
ニーナの娘が持っていた人形だけがその場に残されていて…
 
しばらくしてニーナの娘をレダが見つけて、めでたしめでたし・・・
 
 
となるんだけど、今度は人形がない!!!
で、また大騒ぎになり結局人形は見つからない。
 
 
 
作品前半あたりで、レダの過去のフラッシュバックシーンで
「ビアンカ!!ビアンカ!!」とレダが娘の名前を必死で叫びながら
探すような謎のシーンがある。
 
 
あの人形を何故、レダはこっそり持ち帰って来てしまったのか?!と言う謎と
繋がりはしないか??
 
 
ロスト・ドーター_b0138923_10172795.jpeg
 
私は二人の娘のうち、ビアンカは、幼い頃に亡くなっているのでは??
と私は読んだんです。
 
 
 
 
状況をはっきりと映さず、でもあの「ビアンカ!!ビアンカ!!」と叫び声は
浜辺かどこかで行方が分からなくなった娘を探すレダの声だと。
 
 
レダは失ってしまった娘を人形で取り返したことにしたかったんじゃ…
 
娘を失ったことで、レダ夫婦は離婚になり・・・
 
レダは残された娘マルタともその後ずっと疎遠で、仕事はしているものの
実は孤独だった。
 
 
 
バカンス先で、そんなことは忘れてしまおうとしてるのに
目の前に無遠慮に現れた大家族・・・・そして子育て中の若いママ。
 
母親としての悩みと葛藤を描く映画『ロスト・ドーター』が残す ...
 
バカンス先にかかってきた娘から電話は彼女の妄想ではないのか・・??
 
ちがうだろうか・・・??
 
 
 
それから、あの人形。
ラスト近く、レダの部屋にやって来たニーナに「実は人形は私が・・・」と
人形を渡すレダ。
「サイテー!!!」とニーナが怒り出し
あろうことか、レダのお腹にハットピンをブシーと刺して出ていく・・・
 
えっ??!!!そんなことする???
そこまでする??
(やくざかよ・・・)
 
なので私は人形も、実はただの子供のおもちゃではないんではないかと
思ってたんです。
(てっきり人形の中になにか白い粉??的なものでも仕込んであったりするんじゃ・・
みたいに勘ぐってました)
 
このドラマでちょい役で、ポール・メスカルがニーナの浮気相手で出てるんです。
 
そのポール・メスカルが大家族のことを序盤でレダに
「悪い人たちなんだ」みたいに言うんです。
 
あの大家族・・・実はマフィア関連の団体じゃ…とか
思いながら観てた。
 
 
 
 
この作品で私と同じような見解をしているレビューは見なかった。
割とみんなハッピーエンドみたいにこの作品を捕えてることに
少し驚いた。
 
 
最後の砂浜でのシーンも、実は電話なんかかかって無くて
もう、レダは死んでるんじゃないかって…。
だって、お腹さされたまま車で事故ったじゃん。
死んでる絶対。(=゚ω゚)ノ
 
あの世の夢の中で手放してしまった娘たちとの会話を楽しんでいるラスト
 
そんな風に観てたのって、私だけか???
 
 
 
謎だらけの「ロスト・ドーター」でした。
 
 
 
 
「母性が無いの」って、言い切るかな??
娘を二人と仲良く話する女性がですよ。
 
やっぱ、私には女性の生き方への後悔がテーマの作品に思えました。
 
 
なので、男性や若い女性が観てもあまり面白くないと思うんだけど
レビューは若い女性や男性が多いことにも驚きました。
 
でも、面白かった!!!
 
Netflixのオリジナル作品って、後味がモヤァ( 一一)って感じで
あまり好きじゃないんですが
これも後味は良くないドラマだけど、考えさせられたので
よい作品でした。