fukinfukinのブログ

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日記・映画感想・雑記・イラストなど・・・

 

 

 

満点

 

オーストリアの鬼才ミヒャエル・ハネケがエルフリーデ・イェリネクの同名小説を原作に、性的に抑圧されてきたピアノ教師の中年女性と彼女に恋心を抱く年下の青年の愛の行方を赤裸々に描いたラブストーリー。

幼い頃から母親の厳格な指導の下でピアニストを目指してきたエリカは、ウィーン国立音楽院のピアノ教師になった現在も、母親による支配から抜け出せずにいた。そんなエリカの前に、ピアニストとしての才能にあふれた美しい青年ワルターが現れる。ワルターから激しく求愛されたエリカは、これまでずっと隠し続けてきた自らの倒錯した性的欲求を解放させていく。

 

 

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アマプラの配信で再鑑賞。

 

いやー、もう、これは何度観たって腰ぬかす。(/・ω・)/

 

エリカを演じるユぺりんの無表情なイノセントさと

ワルター演じたブノワのあまりのブリブリの美青年ぶりに!!!!

もうずーっとワクワクドキドキしっぱなし🎵

 

初鑑賞がいつだったか・・・

30代だったんだろうとは思うけど。

 

でも、再度見始めたら

こんなシーンあったっけ??の連続で、正直自分が

内容をほとんど覚えていないことに驚き!!!

 

最初に観た時、私はユぺりんのこともブノワのことも

たぶん知らなかった気もします。

ただ、ビデオ屋さんに並んだこの作品のパッケージ写真が

あまりにも煽情的でロマンチックに感じてつい借りた。

と言う感じだったように思う。

 

もしかしたら、当時、映画雑誌で紹介されていたのを読んだのかもしれない。

なんせ2001年カンヌのグランプリ。

主演のふたりが女優賞と男優賞を取ってるんだもの。

 

ネタバレです!!!!!!

 

 

 

 

 

僕はあなたがどんな哀しい秘密をもっていても

あなたを愛します

 

って、惹句だけど、そーゆー映画じゃないよね、これ。^_^

いや、そう言う映画な気もするんだけど、、、違うんだ。(*☻-☻*)

 

多分、この惹句は視聴者目線のこの映画に対する願望だよね。苦笑

 

 

映画の最初の方で、ユぺりん演じるエリカがバスタブに

カミソリを持って・・・・ってあの衝撃のシーン。

「え・・・待って、何するん??ちょっと――――!!!」

自傷シーンだと知ったのは、鑑賞後何かの記事で知った。

 

なるほどそうだったのか・・・。

(そうだったのかではないくらいの衝撃だが)

壊れてるとは思っていたが、いったいどういう性癖の持ち主??

 

わけわからんし、なんか歪んでるけど

めちゃめちゃイケメンの若い男に猛烈に求愛されても

ずうーっとおすましさん。

エリカーーーーー!!!!!

仮面を脱げッ!!!って思ったんだよね。

 

若いイケメンワルターが、ストーカーよろしく

エリカの入ったトイレの個室のドアの上に軽々と飛び乗って

中を覗いてそのまま鍵を開けるんです。

そしてエリカを引っ張りだしてキス!!!!

 

あんなことたぶん誰もされたことない!!!いや、絶対。(=゚ω゚)ノ

されたいかって言うと、ちょっとヤバい男‥って思うけど。

(あんなのあの映画だから様になるのだよね。逮捕されんぞ)

 

 

その後のふたりの行為がまた難儀にして難解。

 

ワルターをいたぶりまくるエリカ様なのだ。

何度も何度もワルターに意地悪してじらしまくるエリカ。

 

いつ誰が入って来るともわからない状況で

あの二人はそうとうとち狂ってる。

だいたいそこは、トイレでっせ!!と言いたくなるが

何故か、あの白いトイレのシーンは笑いすら浮かべてしまうけど

正真正銘の名シーンなのです。

 

結局、そこではエリカ様にさせてもらえず、トイレから出ることになる

ワルターですが、その時にね、彼の行動です。

バレエリーナのように踊ってトイレから出て行って

「慣れてないんだね。きっとすぐ慣れるよ」

ニカッ🎵なんてして、エリカから去っていくんです。

 

とにかく、ワルターが若いのに経験豊富なんだろうね。

魅力的過ぎて、私も惚れた!!!みんな惚れる!!!

この作品のブノワはほんとに神がかってます。

 

エリカの放尿シーンが音入りで何度かあるんですが

多分あれ、彼女なりのある意味エクスタシー??なんだよね?

もしくは発情した自分を吐き出す手段と言うか。

自傷行為もそうだけど、性的な体の反応を拒否してる。

 

そういえば、大学での食事シーンも窓の外を見て

まるで食事をしてないみたいにサンドイッチを食べてます。

食欲も性欲と同じくできる限り、無関心で通そうとしているでしょうか。

 

かと思えば、たくさんの男性のいる目の前でアダルトコーナーで

個室に入り、男の残滓の匂いを嗅ぐエリカ。

ここは抑制しないんかーい?!!!(/・ω・)/

(この時のエリカの顔!必見です。)

 

でも後々考えたら、あのアダルトショップでの個室で

エリカはセックスを学習・・・勉強してたんじゃ・・・・

あんなところでセックス教育された故の

性嗜好なのか???あかんやろー。

 

 

 

結局、私が覚えていたのはラストの方で、ワルターと結合?するシーンです。

 

きっと、初見の時に観ている最中は「えっ??ナニ??どういうこと??」

の連続で話の流れなんか憶えておれなかったんだと思います。

 

 

ワルターが夜中にエリカの家にやって来て、「あんたの手紙の通り

道からあんたの部屋の明かりを見て、ひとりでやったさ。

あんたの遊び方を教えてくれよ」と言って

無理くり部屋に入り込んできたワルターが、エリカの母親を押しのけ

別の部屋に閉じ込めて。

「さあ、これで満足だろ。」とエリカをひっぱたきながら

顔を血まみれにした彼女を犯します。

 

彼女は処女喪失は、この時なされたのです。

 

このお話を、最初からエリカの自身の妄想の世界だという

解釈もあるようですが

私は現実だと思っています。

 

ワルターを追いかけて彼女がストーカーのように

アイスホッケーをする彼のところに現れた時には

エリカはもう、「普通の女」状態になっていたんではないかと。

(普通の…単純に男の愛を求める女としてと言う意味)

 

 

ブノワ演じたワルターは、年増の堅物女に興味を持っただけ。

一発やったらサヨナラするつもりだったのに

相手はなかなか落ちない。

(若い男の「愛してます」は「やりたい」と同意語)(/・ω・)/

 

彼が夜中に突然来たのは、単なる性の衝動かと

思えるのです。

やり損ねた年増女を絶対に屈伏させたかった。

若さゆえ?ありがちなマッチョ男。

 

 

 

ラストシーンでエリカが持って来ていたナイフで

ワルターを刺すつもりでいたけど、何もなかったような態度で

エリカに声をかけ笑顔で去ってしまった。

 

そして、そのナイフを自分の胸に突き刺したのは

これまで被っていた仮面はもう彼によって外され

自分がどこにでもいる女に成り下がった事への制裁だったように思うのです。

(この時のエリカの顔!!!!必見です!!「2」)

 

 

仮面をはがされたエリカは

もうピアニストでもなくなった・・・

と言うラストかなと。ちがうかな・・・・

 

母親に青春を壊されて、女としてワルターにも壊されて?

エリカは

これからどんな道を行くんでしょうね・・・

 

エリカの母親って、不本意なセックスでもって

エリカを生んだ、もしくはこっぴどく棄てられた…のでしょうかね・・・・

 

ブノワとユぺりんに瞠目の逸品です!!!!